お知らせ

2006年度イベント情報

過去のイベントの様子は
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2006年度上賀茂試験地冬の炭焼き体験会(結果報告)

2月3日(土)に2006年度冬の炭焼き体験会が開催されました。 当日はこの時期としては暖かで参加者は21名でした。
午前10時から講義室で中島試験地長の挨拶及び試験地の概要説明、 中根技術班長から炭焼きに関する説明があり、 引き続き全員で炭焼窯に移動し2班に分かれ、作業はそれぞれ交代で行いました。 午前中は、炭を炭窯の中から出す作業と丸太や竹を割ったり、木を切ったりして炭窯に入れる材料の準備を行いました。 午後からは、材料を炭窯の中へ立て込む作業と色々な樹種の炭を燃やし、着火のしやすさや燃え方の違いなどを体験しました。 最後に、焚き口で薪を燃やし、炭窯の煙突から煙りが出たことを確認して作業を終了しました。 (通常炭焼には3〜4日かかるため、今回の体験会では前回の炭焼でできあがっている炭を先に取り出し、 新たに材料を入れ火を付けるという工程で行いました。) 午後3時頃に講義室にもどり、アンケート記入後解散となりました。
アンケートには、「炭焼のしくみがわかった。」「貴重な体験ができた。」「炭焼の大変さがわかった。」などの感想が寄せられていました。

体験会の様子(写真にカーソルを置くと説明文が表示されます)
開催の挨拶 炭窯からの炭出し 炭の不完全な部分の切除 材料の準備(竹割り)
炭窯へ材料入れ(炭窯の中には大人二人が作業) ドラム缶による簡易炭焼を実施 色々な樹種の炭の燃焼状況を確認 焚き口に着火し煙突の煙を確認



2006年度上賀茂試験地秋の一般公開自然観察会(結果報告)

11月18日(土曜日)2006年度秋の一般公開自然観察会が開催されました。 今回は定員30名に対して197名の応募があり、当日は31名の参加がありました。 観察会は10時に開始され、午前中は数人づつ4班に分かれ、教職員の解説により 自然観察コースを2時間かけて散策しました。 参加者は紅葉真っ盛りの林内で、植物の解説を聞いたり 紅葉した落ち葉や松ぼっくりなどを拾ったりしました。 午後からは、クラフト作成の班・林内散策の班・事務所近辺の散策とクラフト作成の班に別れ、 それぞれの体験をしました。 クラフト作成の班では、お気に入りの葉をラミネーターでしおりにしたり、 外国産の珍しい松ぼっくりなどでリース作りを行ったりしました。 15時に終了し、アンケート記入後解散となりました。
アンケートの回答には、「珍しいラクウショウの気根が観察できた。」「たくさんの樹木の名前を知ることができた。」 「また参加したい。」などの感想が寄せられました。

観察会の様子(写真にカーソルを置くと説明文が表示されます)
アベマキの説明 イロハモミジの説明 シャクナゲの説明 ヒメヤシャブシの説明
展望台より京都の町並みを眺望 動物(ニホンジカ)の痕跡の説明 外国産マツの球果の説明 外国産マツの変わった松ぼっくりを拾う
ラクウショウの気根を観察 家族でリースを作る 好みの葉をパウチ 完成したリース



「エコの寺子屋 @元立誠小学校」の結果報告

11月12日(日曜日)に「エコの寺子屋 @元立誠小学校」フィールド学習が開催されました。 当日は23名の参加者があり、午前中は中島試験地長による講義「試験地が保有する生きた樹木コレクションと環境保全」が行われ、午後からは教職員の解説により 自然観察コースを2時間かけて散策しました。

日時
平成18年11月12日(日曜日) 11時〜15時
場所
京都大学フィールド科学教育研究センター里域ステーション上賀茂試験地
(住所:京都市北区上賀茂本山2 叡山電鉄・京都精華大前駅より徒歩約10分)
講師
中島 皇 上賀茂試験地長 「試験地が保有する生きた樹木コレクションと環境保全」
参加費
一般・学生/1,000円 小学生以下/500円
申込み及び問い合わせ先
NPO法人エコロジー・カフェ関西事務所
電話番号:(075)−344−8067  担当:宮川・助野

フィールド学習の様子(写真にカーソルを置くと説明文が表示されます)
講義の様子 講義の様子 標本館の見学 ヤマコウバシを観察
センペルセコイヤを観察 展望台にて京都市内を眺望 天然林内を散策 ラクウショウの気根を観察


炭焼技術研修会(結果報告)

5月31日水曜日にフィールドセンター技術職員を対象とした炭焼技術研修会が開催されました。 当日は4名の参加があり、研修会は9時30分〜午後3時まで行われました。 (通常炭焼には長い時間がかかるため 今回の研修では、前回炭焼を行った炭を炭窯から取り出し、 そして新たに材料を入れ、炭を作成するという工程を1日で行いました。)
始めに中島試験地長からの研修会開催の挨拶があり、次いで中根技術班長から炭焼きに関する説明が行われました。 作業が始まり、事前に焼いてあった炭を炭窯の中から出す作業が行われました。 取り出された炭は、完全に炭になりきっていない部分(がしら)を切断・取り除き重量を測定し袋詰めしました。 次に今回炭にする材料(主に竹)の重量を測定し炭窯に入れました。 炭窯内に材料を縦に、なるべく隙間がないように詰め込み、詰め込み完了後には窯口をコンクリートブロック及び赤土を使って塞ぎました。 焚き口で薪を燃やし勢いよく燃えたところで研修は終了になりました。 なお、その後の炭焼の工程としては、後日煙突からの煙が透明になった頃合いを見計らい煙突及び焚き口を塞ぎ、数日間冷まし完成することになります。

炭焼研修会の様子(写真にカーソルを置くと説明文が表示されます)
中根技術班長からの炭焼及び・炭窯について説明 炭窯から炭を出す がしらの切断 袋詰め
材料を炭窯に詰め込み 詰め込み完了 窯口を塞いだ状態 焚き口に点火

2006年度上賀茂試験地春の一般公開自然観察会(結果報告)

4月22日土曜日に2006年度春の一般公開自然観察会が開催されました。 今回は定員30名に対して82名の応募があり、当日は31名の方の参加がありました。 観察会は9時30分に開始され、参加者は約10人ずつ3つの班に分かれ、 教職員の解説によりコースを2時間半かけて散策しました。 12時には散策を終え、アンケートを記入後、解散となりました。
アンケートの回答には、「木々の芽生えが観察できた。」「たくさんの樹木を知ることができた。」 「また参加したい。」などの感想が寄せられていました。

春の観察会の様子(写真にカーソルを置くと説明文が表示されます)
観察会概要の説明と注意事項の説明 コバノミツバツツジについての観察と説明 アカマツ・ヒノキ林の説明 照葉樹林内の散策
外国産マツ属見本林の見学 展望台にて京都市内を一望 ラクウショウの気根を観察 マツ属の分布と球果の説明