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過去のイベントの様子は
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2008年度上賀茂試験地秋の自然観察会(結果報告)

11月15日(土曜日)に2008年度秋の自然観察会を開催した。 今回は定員30名に対して41名の応募があり、当日は30名の参加があった。 観察会は10時に開始され、午前中は約10人ずつ4班に分かれ、教職員の解説により 自然観察コースを約2時間かけて散策した。 参加者は、里山の植物の解説を聞いたり紅葉した落ち葉や松ぼっくりなどを拾った。 午後からは、クラフト作成の班・構内散策の班に別れ、それぞれの体験をした。 クラフト作成の班では、お気に入りの葉をラミネーターでしおりにしたり、 外国産の珍しい松ぼっくりなどでリース作りを行った。 一方、構内散策の班は、標本館や温室、見本園等を見学し、貴重な標本や樹木コレクションを見学した。 15時に終了し、アンケート記入後解散となった。
アンケートの回答には、「説明がわかりやすく、植物に親しみがもてた」「周辺の環境や研究として行っていることを知ることが出来た」「リース作りの材料が多様だった」 「また参加したい」などの感想が寄せられた。

秋の観察会の様子(写真にカーソルを置くと説明文が表示されます)
柴田試験地長の挨拶 上賀茂試験地の環境の解説 樹木の増殖方法(取り木)の解説 生きた化石といわれるメタセコイアの解説
ハマヒサカキの解説と雄花のにおいを体感 ヒノキ科(ヒノキ、サワラ、アスナロ)の気孔帯の解説 森林の調査方法の解説 研究利用の解説
リース作りの様子 マツボックリでクリスマスツリーを作成 落ち葉をラミネートし、しおりを作成 コースター作りに挑戦
マテバシイを試食 標本館のコレクションを見学 タケの地下茎の解説 タケ見本林の見学・解説



「エコの寺子屋」の結果報告

11月8日(土曜日)に「第3回 エコの寺子屋」が開催された。 当日は21名の参加者があり、午前中は京都大学生態学研究センター奥田准教授による講義 「水がつなぐ京の暮らしと琵琶湖の関係」が行われた。講義は京都と琵琶湖の水のつながりとして琵琶湖の生態について説明された。 午後からは柴田試験地長によるフィールド学習「上賀茂試験地の里地・里山で水の環を垣間見る」が行われ、 自然観察コースを散策し、上賀茂試験地の水にまつわる話や里山の植生について解説が行われた。

フィールド学習の様子(写真にカーソルを置くと説明文が表示されます)
講義の様子 琵琶湖に住む固有種の紹介 水資源の説明 琵琶湖の歴史を説明
池に生息する希少な水性生物の説明 量水堤の見学 地滑りの説明 ラクウショウ(ヌマスギ)の説明



2008年度上賀茂試験地春の自然観察会(結果報告)

5月10日土曜日に2008年度春の自然観察会を開催した。 今回は定員30名に対して59名の応募があり、当日は雨の中30名の方の参加があった。 観察会は9時30分より開始し、参加者は教職員の解説によりコースを2時間半かけて散策した。 コースでは、上賀茂試験地で生育している樹木や自生種の解説、また上賀茂試験地で行われている研究や業務などの解説を行った。 12時過ぎに散策を終え、アンケートを記入後、解散となった。
アンケートには、「わかりやすい解説だった」「木々の名前や見分け方を知ることができた」 などの感想が寄せられた。

春の観察会の様子(写真にカーソルを置くと説明文が表示されます)
柴田試験地長による試験地の概要説明 上賀茂試験地の生態についての説明 長谷川准教授による植栽樹(セイシカ)の解説 外国産マツ(スラッシュマツ)の解説
外国産マツ(バンクスマツ)の晩成球果の解説 自生種(タカノツメ)の解説 ブナの生態についての解説 ガラス室で育成方法の解説