11月17日に京都市内の小学4年−中学生を対象とした未来のサイエンティスト養成事業を行った。当日は児童・生徒合わせて24名が参加し、
自然観察や講義、実習を通して里山に自生する樹木について学んだ。イベントは10時15分より開始し、安藤試験地長による挨拶および試験地の概要説明の後、
3班に分かれ教職員の解説により、自然観察コースを散策し自生植物や樹木を観察し学習した。
午後からは、マツボックリや木の実を使ったネイチャークラフトの作成を行い、
アンケート記入後、閉会となった。この事業は京都市青少年科学センターが主催しており、子どもが自然科学のおもしろさを体験し探求心を高めるために、様々な施設や内容で実施されている。上賀茂試験地での開催(共催)は、今年で3回目となった。
2013年度上賀茂試験地秋の自然観察会(結果報告)
11月9日(土)に2013年度秋の自然観察会(京大ウィークス2013事業)を実施した。今回は定員30名に対して33組64名の応募があり、当日は20組29名の参加があった。
観察会は10時から開始し、午前中は安藤試験地長による概要説明の後、参加者は3班に分かれ、教職員による試験地内の植物の解説を聞きながら、自然観察コースを約2時間かけて散策した。
午後からは参加者に希望する内容を選んでいただき、教員の説明による構内散策と、外国産の珍しい松ぼっくりや木の実などでリース等のネイチャークラフトの作成を行った。
アンケートの回答には、「小人数で先生に細やかに説明して頂いたので楽しかった」「多様な植物の説明を受けて楽しかった」「わかりやすく、素人にも楽しめた」「 1つ1つの樹種についての解説だけでなく、昆虫や鳥類、菌類との関係についてもっと聴きたいと思った」などの感想が寄せられた。