マレーシアサバ大学ボルネオ海洋研究所と学術交流協定を締結

 マレーシアサバ大学ボルネオ海洋研究所と当センターとの間で学術協定が7月24日(月)に当センターにおいて調印された。
 ボルネオ海洋研究所は観光地としても知られているコタキナバルの郊外に位置し、今後学生の交流ならびに仔稚魚の初期生活史研究や生物多様性研究での協同が期待される。

  日 時 2006年7月24日
  場 所 フィールド科学教育研究センター小会議室
  調印者 田中 克 京都大学フィールド科学教育研究センター長

  日 時 2006年7月31日
  場 所 マレーシアサバ大学ボルネオ海洋研究所
  調印者 Saleem Mustafa マレーシアサバ大学ボルネオ海洋研究所長


【マレーシアサバ大学ボルネオ海洋研究所と京都大学フィールド科学教育研究センターとの学術交流協定書】
(訳文)

第1条 マレーシアサバ大学ボルネオ海洋研究所 と 京都大学フィールド科学教育研究センター(以下「両者」という。)は、以下の項目を通して、両者の学術交流を進めることとする。

a)刊行物と情報の交換
b)教職員の交流
c)学生の交流
d)共同研究
e)合同学術集会(セミナー、会議、ワークショップ)の編成

第2条 これらの活動は、両者における協議と合意の後に実行する。

第3条 上記活動を遂行するための財政上の取り決めは、すべてそれぞれの事例ごとに交渉する。

第4条 両者は、特許権、著作権および他の知的所有権につながる共同研究の場合、一方の知的所有権の方針により、その都度さらなる合意に達しなければならないことに同意する。

第5条 共同研究プロジェクトの調査結果を共有することは、個々別々に交渉する。

第6条 本協定書に疑義が生じた場合は、両者により協議するものとする。

第7条 本協定書は、両者による署名によって有効となり、その期限を5年間とする。 5年経過した後、1年ごとに自動的に更新するものとする。

第8条 本協定書の終結は、両者で協議することではあるが、一方がそのような意向を書面にて通知し、終結することができる。

第9条 本協定書は、英語で書かれている。


2006年7月24日                 2006年7月31日
田中 克                    Saleem Mustafa
京都大学フィールド科学教育研究センター長    マレーシアサバ大学ボルネオ海洋研究所長




「協定書」の写しは こちら (PDF)をご覧下さい。



− フィールド科学教育研究センターでの調印の様子 −