2003年度(平成15年度)

 芦生研究林
   フィールド科学教育研究センター芦生研究林公開講座
 「森のしくみと働き−芦生研究林への招待−」

     日   時  : 2003年7月31日(木)13:00〜8月2日(土)12:00(2泊3日)
     場   所  : フィールド科学教育研究センター芦生研究林ほか(京都府北桑田郡美山町芦生)
     参 加 者  : 50名   定員50名(参加申し込み締切:6月27日(金))
     受 講 料  : 8,200円(但し、宿泊費、交通費などは別途)

            −−− プ ロ グ ラ ム −−−
    7月31日(木) 芦生の自然(講義)
     開講挨拶                   田中  克(センター長)
     芦生研究林の概要               中島  皇(芦生研究林長)
     健康増進と森林浴               白川 太郎(医学研究科教授)
     森のもつ種類排除の性質            大畠 誠一(センター教授)
     芦生の樹木識別入門              二村 一男(センター技官)
                            岡部 芳彦(センター技官)
                            細見 純嗣(センター技官)
    8月 1 日(金) 天然林内での講義並びに実習
                            竹内 典之(センター教授)
     午前:上谷コース(杉尾峠から長治谷へ)     安藤  信(センター助教授)
                            芝  正己(センター助教授)
     午後:4コースから選択            徳地 直子(センター助教授)
        ・三国峠コース             中島  皇
        ・地蔵峠・笹峠コース          西村 和雄(センター講師)
        ・下谷コース              嵜元 道徳(センター助手)
        ・長治谷ぶらつきコース         中西 麻美(センター助手)
                            坂野上なお(センター助手)
    8月 2 日(土) 原生的な森林の利用とその影響(講義)
     森林における渓流水の水質と水量        徳地 直子
     雑草の侵入でみる森林の利用度         伊藤 操子(農学研究科教授)
     原生的な森林のレクリエーション利用と保護   枚田 邦宏(鹿児島大学助教授)
       −利用にあたっての配慮とは−
     閉講挨拶                   中島  皇


− 公 開 講 座 の 様 子 −


「開講挨拶」田中 克 センター長 講義「芦生研究林の概要」
中島 皇 芦生研究林長
「樹木識別入門」 天然林内での講義並びに実習
天然林内での講義並びに実習 講義「健康増進と森林浴」
白川 太郎 医学研究科教授




 上賀茂試験地
 一般公開自然観察会


    開催日 : 平成15年11月22日(土)
    時 間 : 10:00〜15:00 (受付開始 9:30)
    参加者 : 59名   定員50名(参加申し込み締切:10月24日)
    費 用 : 無料
    持ち物・服装 : 昼食、動きやすい服装・靴

    内 容 : 試験地内の散策・解説&ドングリや落ち葉を使っての工作など
    講 師 : 柴田昌三(京都大学地球環境学堂助教授)
         板倉 豊(京都精華大学人文学部助教授)他

    ※ 自然観察会の報告は、こちらのページ をご覧下さい。

 自然観察会のポスター(PDF)は こちらをご覧下さい。





 瀬戸臨海実験所
   水辺環境教室(和歌山県白浜町生活環境課主催)への協力


 社会教育活動の一端として、2003年12月6日(土曜日)の午前中の3時間をさいて、和歌山県白浜町生活環境課主催の水辺環境教室の講師として、場所は瀬戸臨海実験所およびその周辺区で、瀬戸臨海実験所から4名(久保田・田名瀬・太田・山本)、亜熱帯植物実験所から1名(梅本)が協力し、参加児童40名(白浜町小学校6校より1-6年生)および保護者18名も加えて2-3本建ての実習を実施した。 当日はあいにくの曇りだったが、幸いに雨天とはならず、予定通り、9:30から約30分のガイダンスの後、瀬戸臨海実験所の南側の磯へ移動し、付着海洋生物の垂直分布と環境勾配の関係を指導した。次に、簡易キットを用いて海水の汚濁度をテストし、即座に、現場海水の化学的酸素消費量から汚染がまったくないことを確認した(磯辺探検)。続いて、2班に分かれて、植物の分布と環境の関係を番所山で観察する実習を高学年で(植物観察教室)、低学年は瀬戸臨海実験所水族館で飼育方法や展示生物の形態や行動など生態について指導した(水族館見学)。植物班も最後に水族館見学を受講し、予定通りの全コ−スの実習が滞り無くできた。 (久保田 信 記)


− 水辺環境教室の様子 −



ガイダンス 水辺生物の観測
水辺生物の観測 水質検査
水質検査 水族館の裏側

 関連新聞記事は
こちら(PDF)をご覧下さい。
 (2003年12月 9日 紀伊民報 朝刊):使用承諾済