少人数セミナー「森のつくりだすもの」(報告)
2006年 9月27日−29日


担当教員:フィールド科学教育研究センター 助教授 徳地直子

 森林はこれまでわれわれの生活を支えてきた木材、燃料という役割に加え、森林の環境創造機能や未解明の生物多様性機能などの新しい役割にも森林の寄与が大きく期待されている。これら森林がもたらしてくれるものについて再考する事を目的として9月27〜29日にかけて本学3名、他大学2名の参加者でゼミが行われた。

内容
1日目:有田川流域観測、水採取及び解析
2日目:天然林、人工林自然観察及び人工林手入れの施業実習

学生の感想
「雄大な森と親切なスタッフの方々に囲まれ、本当に楽しい3日間でした。」
「現場での作業が多く、大変でしたけど、面白かったです。」
「枝打ちなど実際に体験させてもらって、面白かったのでもっと長時間やりたかったです。」


− 実 習 の 様 子 −

有田川の河口から上流までの水を採取 大径木による倒木更新の説明
天然林内の土壌の説明 のこぎりを使った枝打ち作業