間伐作業

2008年3月6日に、作業道支障木の調査を行った。

来年度は、今年度に引き続き作業道の新設が予定されており、 この日は作業道新設の支障木を伐採するための調査を行った。 支障木を選定するため、測量杭から切取幅分の距離を測って作業道の外側に位置する立木に印を付け、 その印よりも内側の立木(作業道支障木)にテープを巻いた。 テープが巻かれた支障木の胸高直径を計測して曲りと傷の有無を確認し、野帳に記録した。
中心線からの距離を測る 残す立木に印を付ける 支障木にテープを巻く 胸高に印を付ける
胸高直径を測る 立木の曲りや傷を確認する 胸高直径と等級を野帳に記録 作業道新設予定地の様子

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2007年11月30日に、架線集材の現場立会を行った。

今回間伐を行う造林地は林道から距離があるため、請負業者は架線(ワイヤーロープ)と集材機を利用した架線集材を行った。 伐採現場から谷を挟んだ対岸の山まで架線を張り、伐採して枝を落とした立木を、 架線上を移動する搬器に吊し、土場まで運搬して丸太に採材した。丸太はj.Podとロトンダベンチの資材に利用される。
集材機とオペレーター 林内に張られた架線 集材中の立木 採材された丸太

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2007年9月5日に、間伐対象木の選木調査を行った。

6林班スギ造林地(昭和10年植栽)で実施する今回の間伐は請負事業として行われるため、 事前に間伐対象木を選び、その立木の直径および曲りの有無等を調べ、 事業者が作業し易いよう、対象木には目印となるテープを巻いた。
間伐する木を選ぶ 胸高直径を測る 目印となるテープを巻く

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2007年8月9日に、6林班スギ造林地内に設置されている固定標準地調査区で毎木調査を行った。

この調査区が設置されている造林地は、今年度間伐が予定されているが、 造林地の林分状況を判断するためのデータは、前回10年前に調査したものであり現状とは異なるため、 今回新たに調査を行った。 当日は3名の技術職員が、42本の胸高直径と18本の樹高を測定した。
胸高直径を計測 ナタで樹皮を薄く削る 番号を記入 コンパスで樹高を測定

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2006年11月10日に、丸太の検収作業を行った。

まず、土場に積まれた丸太の長さを4.05mあるいは3.05mに切りそろえ、 末口(2つある木口の内、直径の小さいもの)の直径を測り、 その直径を木口に木材チョークで記入した。 併せて、その丸太が曲がっているかどうかを確認し、曲がっていれば印を付けた。 このようにして長さ、直径、曲りの有無から丸太を区分して集計し、 長さ別にはい積みした。
丸太の長さを測る 末口の直径を測る 直径を記入(赤線は曲りの印)

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2006年10月12日から、11林班ヒノキ造林地(昭和26年植栽)の間伐作業を行った。
事前に伐採する立木の調査をしており、今回は立木の伐倒からはい積み(数量を確認するため、荷を規則正しく積み上げること)まで行った。

伐倒の手順
@伐倒方向、伐採点(伐採する高さ)を決める。
A伐倒を容易にするため、根張り(幹より張り出した根)のあるものは、取り除いておく。
B伐採点に受け口(伐倒方向を決めるために入れる)と追い口(根株と幹を切り離すために入れる)を入れる。
Cつる(受け口と追い口の間に切り残される部分。蝶つがいの働きをして伐倒方向と速度を調整)を残し、 追い口にくさびを打ち込んで伐倒する。
根張りを切り取る 受口を切る 追口を入れる 追口にくさびを打ち込んで倒す

はい積みまでの手順
@伐倒した立木の枝を払う。
A丸太として利用できる部分の長さを測り(採材)、丸太に切る(玉切り)。
B丸太をトラックに積み込み、土場へ運ぶ。
C丸太を土場に下ろし、はい積みする。
枝を払って長さを測る 丸太に切る トラックに積み込む 土場にはい積みする

10月16日から3日間は、企画情報室から向技術職員が間伐講習として作業に参加した。 研究林職員の指導を受けながら、一連の間伐作業を行った。
木を倒す方向を決める 受け口を入れる 追い口を入れて倒す 倒した木を丸太に切る

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