瀬戸臨海実験所で防災訓練を実施


 フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所では、白浜町消防本部などの協力のもとに、平成25年12月17日(火)に防災訓練を実施した。
 訓練は午後1時から午後4時半にかけて実施され、津波・地震についての訓練を行うとともに、AED(自動体外式除細動器,模型)を使って初期救命講習を行った。
 津波・地震についての訓練は、和歌山県危機管理局総合防災課による委託事業を利用したもので、参加者が起震車に乗り込んで、マグニチュード7クラスの地震を体感し、また、研究棟1階実習室で、津波・地震についての知識、日頃からの備えについての講義を受けるとともに、簡単にできる家具の固定方法についての実演を学習した。
 AED(自動体外式除細動器,模型)を使って初期救命講習は、宿泊棟1階で行われ、白浜町消防本部警防係職員の指導のもと、救急車の到着の間までにできる、心臓マッサージ、人工呼吸、AEDの使用の手順について同本部警防係職員の説明と、人形とAEDの模型を使った実演が行われた後、同じように参加者全員が体験することで、初期救命を学習した。