2003年8月7日~9日、長尾 真総長が北海道研究林を視察されました。
2003(平成15)年8月7日から9日にかけて、長尾 真総長が北海道研究林標茶区ならびに白糠区を視察されました。
8日には標茶区の構内にヤチダモの苗木を植樹していただきました。50年、100年と時間が経過する中で、名木として成長し、毎年北海道研究林を実習フィールドとして利用する学生が成長ぶりを見届けてくれることを願っています。
9日には釧路湿原ならびに白糠区での新入生向け少人数セミナーに参加いただく機会にも恵まれました。8日~9日は台風10号の影響のため、あいにくの雨天でしたが、山や森林に大変興味をお持ちの長尾先生は雨天をあまり苦にされず、白糠区の天然林遊歩道では1回生がぬかるんだ山道で足をとられ転倒する中、木々の種類を観察されながら慣れた足どりで自然に歩いておられる様子が印象的でした。
京都大学としてこのような自然観察フィールドを持つことの意義と全学的な利用に御理解を深めていただけたことと思います。
また、竹内先生・梅本先生ならびに技官の皆さんの御尽力で、少人数セミナーにセンターとして全力をあげて取り組んでいる様子を実感していただけたことも大変有意義であったと思います。
センター長・田中 克
- 視察の様子 -