中山理智氏が学生ポスター賞を受賞

2019(平成31)年3月21日(木)に、新潟コンベンションセンター「朱鷺メッセ」(新潟市)で開催された第130回日本森林学会大会において、農学研究科森林科学専攻森林情報学分野の修士2回生の中山理智氏が日本森林学会学生ポスター賞を受賞しました。

 対象となった発表内容は以下の通りです。

北海道東部の天然林及び人工林の土壌細菌・真菌群集構造と共存ネットワーク
*中山理智, 今村志帆美(京都大院・農), 谷口武士(鳥取大・乾燥地研), 舘野隆之輔(京都大・フィールド研)

(研究内容の紹介)
 本研究は、京都大学北海道研究林標茶区の天然林およびカラマツ・トドマツの人工林から林床の有機物層と土壌を採取し、真菌と原核生物の多様性や群集構造、共存ネットワーク構造を次世代シーケンスにより明らかにしました。人工林と天然林の微生物の多様性に違いはないものの、微生物の群集構造は異なり、さらに人工林では共存ネットワークが単純化することが明らかとなりました。

結果については、森林学会のウェブページに掲載される予定です。

ニュースレター48号 2019年6月