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川から湯気

釧路川けあらし

【標茶】今年は冬将軍が絶好調なのでしょうか。
-25℃以下まで冷える日が続いています。

そんな中近くを流れる釧路川ではこんな光景が。

川から湯気のようなものが出ています。
暖かいわけでは決してありません。

非常に冷えた空気が水面近くに流れ込むことで、水蒸気が冷やされ霧が発生するものです。けあらしと言われる現象で「しばれた」朝に見られます。

川岸の木は霧氷で真っ白となっており、寒さに打ち勝つことができれば幻想的な風景に出会えます。

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日々是成長

氷柱【標茶】小寒を過ぎ1年で最も寒いと言われる季節に入ってきました。

今朝はついに-20℃を下回り-23℃。
-20℃ともなると寒いというよりも痛いです。
痛みに耐えながらの出勤となりました。

寒くなるといろいろ凍ります。
スポーツドリンクもシャンプーもごま油も案外簡単に固まります。

事務所の周りは氷柱ができています。
氷柱のように日々成長したいものです。
(ここの氷柱は成長しすぎると折れますが・・・)

事務所にお越しの際は頭上からの落雪、落氷にご注意ください。

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霧氷

霧氷の朝

【標茶】広い北海道、西部や北部では大雪がニュースとなっていますが、研究林のある太平洋側東部は晴天続きとなっています。

その分、冷え込みも厳しいのですが、キラキラと輝く霧氷を見ながらの出勤はちょっぴり贅沢な気分になれます。

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氷上にて

凍った湿地で固定標準地調査

【標茶】週末の雪ですっかり冬景色になりました。

凍るまで取っておいた湿地の固定標準地調査も氷点下10℃を下回るような「しばれる」朝が続くとそろそろ頃合いです。

夏だとぬかるみに足をとられる場所でも、すいすいでした。

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アライグマの生息を初確認

アライグマ【標茶】林内に仕掛けておいた自動撮影カメラでアライグマが撮影されました。

標茶区での確認は今まで報告がないので初めてと思われます。

アライグマは本来日本に分布しない種なのですが、ペット用などで輸入された個体が各地で繁殖して問題となっています。

アライグマ自身には罪はないのですが、今後の動向を注視していく必要がありそうです。

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積まれた丸太、山の如し

【標茶】請負で進められていた間伐が終了し、今日はカラマツ丸太の検収をしました。

一週間前にはなかった場所に突如、山のように丸太が積まれ、辺りの雰囲気が一変しました。

一本一本太さを測るのですが、漏れがないか注意が必要です。

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山も歩けば

株立のカツラを調査株立のカツラ


【白糠】秋は固定標準地の調査が集中します。

普段足を踏み入れる機会の少ない場所にも行くこともあり、新たな発見もしばしば。

白糠の天然林ではカツラはよく見られますが、この日は根元がアーチ状に抜けている株立ちのカツラを見かけました。以前にあった太い親木が枯れて周りが残ったのでしょうか。

長い時間をかけてできた森の造形には驚かされます。

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モミジと鹿

赤く色づいたオオモミジ自動撮影カメラをしかけるとシカの写真には困らなくなりました


【標茶】山は紅葉で色づいています。黄色や橙色に紅葉する木がほとんどなので、真っ赤なオオモミジがひときわ目を引きます。

モミジと言えば、鹿でしょうか。
花札や肉でおなじみの組み合わせですね。
自動撮影カメラに写っていました。

奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
声きく時ぞ 秋はかなしき     猿丸太夫

エゾシカも冬毛に生え変わり、まもなく訪れる長い冬の準備をしています。

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生命のリレー

折れたアサダアサダの種子


【白糠】林道脇に種子を大量につけたアサダがありました。

近くで見ると、途中で折れていました。枯れてはいませんでしたが、相当のダメージを受けている様子。

枯れる前に子孫を残すため、最後の力を振り絞って花をつけたのでしょうか。

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ネズミの家がありました

エゾヤチネズミの子【標茶】カラマツの丸太をどかしたら、下からエゾヤチネズミがいっぱい出てきました。

まだ目が開いていない子供のネズミもおり、「今から飼ったら懐くかな~」なんて思いを馳せてみたり……。

おのずと作業が慎重になりました。