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イベント

京大ウィークス2018 自然観察会


【白糠】10/20(土)に、白糠区の森で京大ウィークスイベントとして、ミニ公開講座「自然観察会」を行いました。近隣の地域から17名の参加があり、秋の森を散策しました。

「今シーズンの紅葉はどこもイマイチか…」 というような声を今年はよく耳にし、確かに森全体としては色づく前に葉を落としてしまった木や、まだ青々とした葉を茂らせている木が目につきます。下見をしながら少しやきもきした部分もありましたが、当日は参加者の皆さんに楽しんで頂けたようでホッとしました。

スタッフが解説を行いながら森の中に分け入り、様々な特徴や個性を持つ木々を間近で観察することができるこのイベントでは、鮮やかに赤く染まった一本のオオモミジに目を奪われたり、同じ樹種なのになぜ色の違いがあるのかという疑問が生まれたりと、ただ山を眺めるだけでは得られない体験となったのではないでしょうか。

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イベント

京大ウィークス2017 「自然観察会」

【白糠】10月21日、京大ウィークス関連イベントであるミニ公開講座「自然観察会」を開催しました。
 一般参加者10名を迎えて、白糠区天然林で解説を行いながらゆったりと散策をしました。
今年は冷え込みが早く、標茶区の森ではすでに紅葉が終わりかけていたため観察会本番に美しい装いの森をお見せできるか不安でしたが、当日は様々な色に染まった葉が少し落ち始めるぐらいで、絶好のタイミングで開催することができました。
 色づき具合もここ数年で一番鮮やかでカラフルな印象です。真っ赤なオオモミジとハウチワカエデ、オレンジ~黄色になるイタヤカエデやサワシバ、そこに常緑のトドマツがアクセントを加え、北海道らしい針広混交林の見事な紅葉を参加者の方と楽しむことができました。
 今年から観察会でタブレット端末も使ってみて、個人的には写真や資料など見せるときに使いやすいと感じたので、参加者の方から要望があった秋以外の森の様子なども次回から取り入れていけたらいいなと思いました。

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実習

研究林実習Ⅲ・北海道東部の人と自然(2015年度)

【標茶・白糠】9月4~11日に、京都大学の農学部、法学部の学生15人を迎えて「研究林実習Ⅲ」と「北海道東部の人と自然」が行われました。
白糠区天然林の毎木調査、道東地域の土壌断面観察、標茶区のカラマツ人工林の間伐などの従来の内容に加えて、今年から白糠区でも土壌断面を観察したり、標茶区でカラマツの植え付け、測量、電気柵設置という新たなメニューを実施しました。
かなり盛り沢山な内容で、職員としても「よく働いたな~」と感じるほどでしたが、学生達は皆最後までよく頑張ってくれました。
最終日はあいにくの天気となってしまいましたが西別岳登山を行い、実習を締めくくりました。
カラマツ植栽はこれから毎年行っていく予定です。良い林になってくれればいいなと我々も願っています。