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フィールド

小面積皆伐を行いました

【標茶】標茶区で小面積皆伐を実施しました。今年度は52年生のカラマツ人工林0.55haの皆伐を直営で行い、約1600本・約150m3の丸太を生産しました。
作業手順はチェーンソーで伐倒・枝払い後、グラップルで作業道まで木寄せし、土場まで林業用トラクタで地引き集材しました。土場では、チェーンソーで造材した後に、フォークを取り付けたペイローダーやグラップルではい積みを行いました。
来年度はこの伐採跡地で植付けの学生実習も行われる予定です。

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実習

研究林実習Ⅲ・北海道東部の人と自然(2015年度)

【標茶・白糠】9月4~11日に、京都大学の農学部、法学部の学生15人を迎えて「研究林実習Ⅲ」と「北海道東部の人と自然」が行われました。
白糠区天然林の毎木調査、道東地域の土壌断面観察、標茶区のカラマツ人工林の間伐などの従来の内容に加えて、今年から白糠区でも土壌断面を観察したり、標茶区でカラマツの植え付け、測量、電気柵設置という新たなメニューを実施しました。
かなり盛り沢山な内容で、職員としても「よく働いたな~」と感じるほどでしたが、学生達は皆最後までよく頑張ってくれました。
最終日はあいにくの天気となってしまいましたが西別岳登山を行い、実習を締めくくりました。
カラマツ植栽はこれから毎年行っていく予定です。良い林になってくれればいいなと我々も願っています。

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実習

ポケゼミ『北海道の森林』が行われました

【標茶】8/6(木)から9(日)まで、ポケゼミ「北海道の森林」が行われ、文学部・法学部・経済学部・工学部・農学部・総合人間学部から9名が受講しました。参加者は標茶区の研究林で間伐作業を行い、作業前後の光環境を調査したり、樹木実習を行いました。研究林外では、摩周湖、硫黄山、釧路湿原を見学し、道東の自然と植生を学びました。

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イベント

2015年度 ひらめき☆ときめきサイエンス

【標茶】ひらめき☆ときめきサイエンスが、8月4日に行われました。このイベントは、日本学術振興会の科研費によって取り組まれている研究に触れて、そのおもしろさを体験できるプログラムの1つです。京都大学北海道研究林では、「大学の森で学ぼう2015 ~土のはたらきをしらべてみよう~」というテーマで実施しました。
北海道内外から中学生4名と高校生9名の合計13人の参加があり、伐採跡地とカラマツ林内の土壌について、様々な数値を計測して比較を行いました。
参加者の皆さんは、普段全く気にしていなかった足下の世界を深く掘り下げて調べることや、初めて目にする専門的な調査道具などに関心を持ってプログラムを進めてくれたようで、このイベントがさらに次の新たな興味へと繋がっていくような体験となれば嬉しいです。

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イベント

沼幌小学校木工教室

【標茶】6月23日、沼幌小学校との木工教室を行いました。朝から小雨が降る、あいにくの天気となってしまいましたが、車庫を使って無事に対応することができました。子どもたちはというと、準備してきた設計図に沿った作品を職員と一緒に作り上げ、どれもなかなかの出来栄えでした。1~6年生合わせて13人の生徒全員に目と手を行き渡らせることは難しいものでしたが、ケガ無く終えることができてホッとしています。

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イベント

標茶小遠足

【標茶】5月22日に学校行事の遠足で、標茶小学校3年生53人が管理棟にやってきました。

京都大学北海道研究林の歴史や、職員の仕事の説明、林内で見られる動植物の話を、みんなとても真剣に聞いてくれました。

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フィールド

色とりどり

標茶も白糠もいろいろな花が咲き、木々も地面も賑やかになってきました。オオヤマザクラの開花はここ数年で一番早い5月8日の開花で、今年は多くの花の開花が少し早い感じがします。

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フィールド

春の日差し

【標茶】職員宿舎の裏手ではミズバショウが顔を出し、日だまりでは冬を越したエルタテハが翅を広げていました。
ちなみに、エルタテハとは変わった名前ですが、翅の裏に「L」字の模様があるからです。さらにちなみに、同じ理由でシータテハもいるそうです。

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冬から春へ

【標茶】ここ数日の暖かさで雪解けが進み、構内でフクジュソウが咲き始めました。冬から春への季節の移り変わりは、1年の中で最も嬉しい時期だなと感じます。