11月18日に京都市内の小学4年−中学生を対象とした未来のサイエンティスト養成事業を行った。当日は児童・生徒合わせて22名が参加し、
自然観察や講義、実習を通して里山に自生する樹木について学んだ。イベントは10時15分より開始し、安藤試験地長による挨拶および試験地の概要説明の後、
休憩後、職員の解説により3班に分かれ、自然観察コースを散策しながら自生植物や樹木を見分けるポイントを学習した。
午後からは、ドングリを使った標本やネイチャークラフトの作製を行い、
アンケート記入後、閉会となった。この事業は京都市青少年科学センターが主催しており、子どもが自然科学のおもしろさを体験し探求心を高めるために、様々な施設や内容で実施されている。昨年から引き続き、上賀茂試験地と共催で開催した。
2012年度上賀茂試験地 春の自然観察会(結果報告)
4月28日(土曜日)に2012年度春の自然観察会を開催した。
今回は定員30名に対して21名の応募があり、当日は19名の方の参加があった。
観察会は9時から受付が始まり、9時30分から安藤試験地長による開催の挨拶と試験地の概要説明が行われた。その後、参加者は2班にわかれ教員の解説によりコースを約2時間かけて散策した。
コースでは、上賀茂試験地に生育している樹木や自生種の解説、また上賀茂試験地で行われている研究や業務などの解説を行った。
12時過ぎに散策を終え、アンケート記入および安藤試験地長の閉会挨拶終了後、解散となった。
アンケートには、「樹木についての詳しい解説を聞くことができた」「多くの外国産マツを観察することができた」「もっと開催数を増やしてほしい」
などの感想が寄せられた。