センター教員、久保田信助教授 テレビ・ラジオ放送出演
◎放送局
・NHKわかやま
◎番組名
1.わかやま「ニュ−スウエ−ブ」
2.わかやま 845
◎放映日
・日 時 9月22日(木)
1.18:15分より(約3分間)
2.20:53分より(約3分間)同内容
和歌山県白浜町に所在する瀬戸臨海実験所の前浜で、テ-ブルサンゴとしておなじみのミドリイシ類が大量死亡しているのを、過去12年間継続調査していた久保田が本年初めて発見し、その大量死亡の様子を番所崎の潮間帯でNHKが撮影するとともに、死亡原因および将来の回復などについて現場でインタビュ−を現場で受けた。
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◎放送局
・KBS京都放送 (ラジオ放送)
◎番組名
・「都(きょう)のおしながき」
◎放映日
・日 時 8月31日(水)
9:10 〜 (約10分間)
神秘の生き物・クラゲの歌について出演
はじめに、南紀白浜にある瀬戸臨海実験所の周囲の環境や規模・人員および研究などの内容を紹介した。次に、神秘の生物ベニクラゲの不老不死の驚くべき能力の説明とそれを歌にしたきっかけや思い入れなどを語り、オリジナルCD♪「ベニクラゲ音頭」の1番と3番を流して紹介して下さった。そのCD作製にまつわるエピソ−ドも語った。人類の夢である若返りが焦点となり、その願いがかなう日をみんなで待つ希望を抱こうと呼びかけた。
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◎放送局
・関西テレビ(フジテレビ系)
◎番組名
・「FNN スーパーニュース」
◎放映日
・日 時 8月23日(火)
16:55〜19:00(約5分間)
田辺湾口のミドリイシ類の大量死のフジTV取材
稀な現象として、京都大学瀬戸臨海実験所北側の通称"北浜"沖の2岩礁から洞門までの岩礁にかけて、約100mX50mの範囲の定区域でのシュノ-ケリング観察により、295群体中(サイズは子供のこぶし大から最大長径80cm)、わずかに9群体のみがろうじて生残しており、97%もの高死亡率であった!
ミドリイシ類は、一般にテ−ブルサンゴやエダサンゴといわれる仲間で、南西諸島などの珊瑚礁景観を代表している。和歌山県田辺湾口の岩礁には石珊瑚類が少なくとも数十種が生息する中で群体数も多く目立つのがこの類である。田辺湾は、ほぼ西方に口を開いた比較的大きな湾だが、湾口部中央でも水深が30mほどしかない浅海で太陽光もよく入射し、湾口岩礁が拡がっており、ここには水深数mまでの各所に、群体の長径が最大1mほどに達するミドリイシ類が、総数で1000群体をゆうに越え数種が混在しているのを観察している。瀬戸臨海実験所水族館でも、例年、飼育展示している。
死亡の原因について
2005年の冬季の水温が過去12年間で最も低下したことが京都大学防災研究所白浜海象観測所の長期デ−タリストで記録されている。田辺湾口中央部に設置された観測地点の水深5mの1日ごと平均水温の変化をみると、2005年は、13.9℃以下に低下した時期が2月から3月にかけて2度もあった(2月初旬の連続6日間と2月24日からの連続7日間で、前半の最低が13.1℃、後半が13.3℃)。ミドリイシ類の生息する岸辺では、これよりさらに水温は下がっているので最寒季の低水温に耐え切れず凍死したと推定される。
加えて、2004年には台風が何度も紀伊半島に接近・上陸し、暖水温季にシュノ−ケリング観察ができないことが度重なった異例の年で、繰り返す強風波浪により海底より砂泥が巻き上げられ、ミドリイシ類の呼吸を阻害し弱らせた可能性も高い。これに追い討ちをかけた低水温によりいっきょに大量死が起こったのであろう。
なお、天敵であるシロレイシガイダマシやオニヒトデは田辺湾では大発生をしておらず、食害の影響は考えられない。
− テ レ ビ 取 材 の 様 子 −
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◎放送局
・KBS京都放送 (ラジオ放送)
◎番組名
・「日産ラジオナビ」
◎放映日
・日 時 8月3日(水)
7:15 〜 (約5分間)
「ベニクラゲ」の不老不死について 出演。
まず瀬戸臨海実験所がどういうところでどんなスタッフがいてどんな研究が
展開さされているか簡単に説明。
本題では、ベニクラゲが何回も若いポリプに若返ることができる動物で唯一
の種類だと説明。だが、厳しい食物網でベニクラゲだけで海が満たされない訳
を説明。その謎解きに挑戦中で人間にも応用できれば夢がかない世界が変ると
の意見も表明。
神秘のベニクラゲの系統分類学的研究に取り組んだきっかけなどクラゲ研究
の事始について語った。また、近著、ここ30年の著者の研究成果のまとめた
著書も紹介。
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◎放送局
・ニッポン放送 (ラジオ放送)
◎番組名
・「うえやなぎまさひこのサプライズ!」
◎放映日
・日 時 7月19日(火)
「ベニクラゲ」の不老不死について出演。
放送ではうえやなぎ氏との対話で、ベニクラゲが数mmほどの大きさの
小さなクラゲで、なんども若いお花のようなポリプに若返ることができる
動物で唯一の種類だと説明。その謎はまだ未知でそれが解ければノ−ベル
賞ものと太鼓判。神秘のベニクラゲの系統分類学的研究を著書
(ここ30年の著者の研究成果)
とオリジナルCD(7トラックで3曲歌入りとそれらのカラオケ、そして
若返りの説明のナレ−ション)でまとめたことも紹介。
アドリブで一曲、♪ベニクラゲ音頭の3番を半分歌いました。
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◎放送局
・WBS和歌山放送 (ラジオ放送)
◎番組名
・「南紀応援隊 - 秀介がいく!-」
◎放映日
・日 時 7月1日(金)
13:20 〜 13:35
ベニクラゲの神秘の若返りの研究成果をもとに
不老不死、つまり何度も若返るベニクラゲの一生を解説し、
さらにもっと親しみやすい解説であるナレショ−ンを含む♪
「ベニクラゲ音頭」をも聞いていただき、小さいけれど
ベニクラゲの有する不思議な能力を判りやすく紹介した。
− ラジオ中継 の 様 子 −