平成18年度 森里海連環学実習 B
「紀伊半島の森と里と海」

京都大学フィールド科学教育研究センター               
白山義久・徳地直子・梅本信也・久保田信・宮崎勝己・大和茂之・深見裕伸
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター             
向井 宏・野田真人                         


●実習の趣旨
 亜熱帯・温帯生態系に属する紀伊半島の森林域・里域・海域を対象として、フィールド調査の手法を学び、特に各域から得られる淡水・海水試料の分析を通して自身が得たデータに基づいて、各生態系の連環について考究する。森林域としては、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター和歌山研究林を対象とする。里域としては古座川流域・紀伊大島周辺を対象とし、紀伊大島実験所を現地拠点として利用する。海域として、瀬戸臨海実験所近傍の田辺湾を対象とする。

●実施内容
1.期  間 : 平成18年 9月20日(水)〜 9月26日(火)
2.実施場所・宿泊場所:北海道大学北方生物圏フィールド科学センター
             和歌山研究林
             連絡先はhttp://www.hokudai.ac.jp/fsc/を参照
            京都大学フィールド科学教育研究センター
             紀伊大島実験所瀬戸臨海実験所
3.スケジュール:
   9月20日(水)13時30分 JR西日本 紀勢本線 古座駅前 集合
               北大演習林へ移動後 森の実習
               北大演習林泊
     21日(木) 午前  北大演習林にて森の実習
           午後  北大演習林にて森の実習
               北大演習林泊
     22日(金) 午前  古座川で採水・動物植物採集
           午後  古座川で採水・動物植物採集
               紀伊大島実験所泊
     23日(土) 午前  紀伊大島実験所にて里の実習
           午後  瀬戸臨海実験所へ移動
               瀬戸臨海実験所泊
     24日(日) 午前  古座川のサンプルの分析
           午後  古座川のサンプルの分析
               瀬戸臨海実験所泊
     25日(月) 午前  海の実習
           午後  海の実習のサンプル分析
            夜  打ち上げ
               瀬戸臨海実験所泊
     26日(火) 午前  レポート作成
           12時  京大フィールド研 瀬戸臨海実験所 解散
   *実習内容は、変更される場合もあるが、集合と解散は固定。
4.費  用 :約15,000円
   食費実費と宿泊費のみで、集合地までの交通費、解散地からの交通費は含まれない。
5.募集人員:京大・北大をあわせて、19名まで。

問い合わせ先:白山 義久(yshira@bigfoot.com)