ポケットゼミ

このポケットゼミは1回生を対象に、さまざまな森の性質をとらえることを目的として、2010年9月27〜29日にかけて行われた。 参加者の内訳は農学部1名であった。

内容
1日目
:有田川流域水質調査実習(水採取及びpH(酸性度)・EC(電気電解度)測定)
2日目
:渓流調査
3日目
:間伐実習及び渓流調査
初日はJR藤並駅に集合し、水質調査実習の概要説明の後、有田川の水を採取・測定しながら、和歌山研究林へ移動した。 2日目は研究林の東に位置する奈良県の林業地へ移動し、そこを流れる渓流で水質等の調査を行った。 3日目の午前中は、4林班のスギ造林地で間伐実習を行い、午後は、研究林内を流れる湯川川で、渓流に生息する魚の生態について調査を行った。
水採取の様子(有田川河口域) pHとECの測定方法を説明 測定値を野帳に記録 水採取の様子(湯川川上流域)

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ポケットゼミ

このポケットゼミは1回生を対象に、さまざまな森の性質をとらえることを目的として、2009年8月5〜7日にかけて行われた。 参加者の内訳は農学部1名、法学部1名であった。

内容
1日目
:有田川流域水質調査実習(水採取及びpH(酸性度)・EC(電気電解度)測定)
2日目
:天然林・人工林自然観察及び林業機械実習
3日目
:樹木識別実習及び渓流調査
初日はJR藤並駅に集合し、水質調査実習の概要説明の後、有田川の水を採取・測定しながら、和歌山研究林へ移動した。
水採取の様子(有田川中流域) pHとECを測定

2日目は和歌山研究林の4,5林班の境界であるコブトチ尾を歩きながら、天然林と人工林の特徴や違いについて説明を受けた。 午後からは、チェーンソーを使った造材作業実習を行い、その後、奈良県の林業地へ移動し、大規模な人工林を見学した。
天然林の樹木を説明 大きなブナの木 木が枯れて明るくなった林内
チェーンソーの仕組みを説明 丸太をチェーンソーで切る 伐採後の人工林を見学

3日目は前日の自然観察の際に採取した枝葉を使っての樹木識別学習と、 研究林内を流れる湯川川で、渓流に生息する魚の生態について調査を行った。
樹木識別学習 渓流に生息する魚を捕獲 捕獲した魚 魚の体長と重さを測定する

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ポケットゼミ

このポケットゼミは1回生を対象に、さまざまな森の性質をとらえることを目的として、2008年8月27〜29日にかけて行われた。 参加者の内訳は農学部1名、理学部1名、工学部1名であった。

内容
1日目
:有田川流域水質調査実習(水採取及びpH(酸性度)・EC(電気電解度)測定)
2日目
:天然林・人工林自然観察及び渓流調査
3日目
:森林調査実習及び森林施業(間伐)実習
初日はJR藤並駅に集合し、水質調査実習の概要説明の後、有田川の水を採取・測定しながら、和歌山研究林へ移動した。 途中、有田川町清水のあらぎ島(有田川に面した棚田)を見学した。
水採取の様子(有田川中流域) pHとECを測定 採取した水をフィルターで濾過 あらぎ島(棚田)を見学

2日目は和歌山研究林の5,6林班の境界であるハコヤ尾を歩きながら、天然林と人工林の特徴や違いについて説明を受け、 午後からは、研究林内を流れる湯川川で、渓流に生息する魚の生態について調査を行った。
天然林と人工林を歩く 渓流調査の様子 魚の大きさを測定 魚の食べたえさを調べる

3日目は6林班のヒノキ造林地内で、固定標準地プロットを作成し、 午後からは大型機械倉庫で、チェーンソーを使った伐木作業実習を行った。
コンパスの説明 コンパス測量でプロットを作成 チェーンソーの使い方を説明 チェーンソーで丸太を切る

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ポケットゼミ

このポケットゼミは1回生を対象に、さまざまな森の性質をとらえることを目的として、2007年8月29〜31日にかけて行われた。 参加者の内訳は農学部5名、教育学部1名、総合人間学部1名であった。

内容
1日目
:有田川流域水質調査実習(水採取及びpH(酸性度)・EC(電気電解度)測定)
2日目
:天然林・人工林自然観察及び森林調査実習
3日目
:森林施業(間伐)実習
初日はJR箕島駅に集合し、水質調査実習の概要説明の後、有田川の水を採取・測定しながら、和歌山研究林へ移動した。
pHとECの測定方法を説明 採取した水をフィルターで濾過 水採取の様子(有田川河口域) 水採取の様子(有田川中流域)

2日目は和歌山研究林の5,6林班の境界であるハコヤ尾を歩きながら、天然林と人工林の特徴や違いについて説明を受け、 中腹にあるヒノキ造林地内固定標準地の森林調査(胸高直径および樹高測定)を行った。
天然林を構成する樹種の説明 天然林内の土壌の説明 倒木更新について説明 胸高直径の測り方を説明

3日目は10林班のスギ見本林内で獣害を受けた樹木の間伐を、チェーンソーを使って行った。
胸高直径を測定 コンパスを使った樹高測定 チェーンソーの使い方を説明 スギをチェーンソーで間伐

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ポケットゼミ

森林はこれまでわれわれの生活を支えてきた木材、燃料という役割に加え、 森林の環境創造機能や未解明の生物多様性機能などの新しい役割にも森林の寄与が大きく期待されている。 これら森林がもたらしてくれるものについて再考する事を目的として2006年9月27〜29日にかけて本学3名、 他大学2名の参加者でゼミが行われた。

内容
1日目
:有田川流域観測、水採取及び解析
2日目
:天然林、人工林自然観察及び人工林手入れの施業実習
3日目
:木材利用促進加工施設(清水町森林組合)見学
有田川の水を採取 水をろ過しpH,ECを測定 大径木による倒木更新の説明 天然林内の土壌の説明
チェーンソーの使い方を説明
のこぎりを使った枝打ち作業 チェーンソーを使った伐倒作業 製材過程の説明
学生の感想
「雄大な森と親切なスタッフの方々に囲まれ、本当に楽しい3日間でした。」
「現場での作業が多く、大変でしたけど、面白かったです。」
「枝打ちなど実際に体験させてもらって、面白かったのでもっと長時間やりたかったです。」

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森里海連環学実習

森林域実習 編

2005年9月25〜26日に、森里海連環学実習IBのプログラムにおいて、森林域の生態系について学ぶため、 京都大学と北海道大学の学生たち12名が参加して実習が行われた。森里海連環学実習IBについては (平成17年度森里海連環学実習IB紀伊半島の森と里と海)をご覧下さい。

日時
2005年9月25〜26日
場所
京都大学フィールド科学教育研究センター森林ステーション和歌山研究林
目的
森、里、海の生態系間を繋ぐ川の源流である森林について知見を得る。
参加
京都大学4名(3回生2名.1回生2名)北海道大学 8名(1回生8名)
@実習開始(9月25日)
JR箕島駅に集合。ここは有田川の最下流部です。
A森からの水を測る
有田川の水を採集・測定しながら、最上流部の和歌山研究林に向かう。
次の里域実習で、古座川の水を採取して比較する。
B人工林の保育
昼食をはさんで、6名づつ2班に分かれて、間伐木の選定と、枝打ち作業を交互に行う。
放置人工林が、下流部に及ぼす様々な影響を述べ、保育作業の重要性を説く。
C選木
15年生スギ林にて、間伐する木を選定する。(10×10mプロット 間伐率20%)
D枝打ち
15年生ヒノキ林を枝打ちする。
伐り進むに従い、暗かった林内に光りが射し込んでくる。
E林内見学(9月26日)
5-6林班境界(通称:ハコヤ尾)を頂上部から、森林相の変化を説明しながら下る。
天然林(二次林)と人工林(造林地)との違いを、主に物質循環について説明する。
Fハコヤ尾にて
森林域の実習はこれで終了。つづいて里域の実習を受けるため紀伊大島実験所へ移動。
写真は今回の実習参加メンバー

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ポケットゼミ

森林はこれまでわれわれの生活を支えてきた木材、燃料という役割に加え、 森林の環境創造機能や未解明の生物多様性機能などの新しい役割にも森林の寄与が大きく期待されている。 これら森林がもたらしてくれるものについて再考する事を目的として2005年7月26〜28日にかけて本学2名、 他大学3名の参加者でゼミが行われた。

内容
1日目
:有田川流域観測、水採取及び解析
2日目
:天然林、人工林自然観察及び人工林手入れの施業実習
3日目
:森林土壌調査、土壌採取及び解析
有田川の水採取
河口から上流までポイントごとに水を採取する
水質測定
採取した水を分析用にろ過しpH,ECを測定する
自然観察(天然林)
森林を体感し、生物多様性や機能、樹木の同定法を学習する
自然観察(人工林)
森林の持続的利用法(人工林管理の手法や林業が抱えている問題等)を学習する
木の伐倒体験
間伐や収穫の手法を学習し、ノコギリを使った伐倒を体験する
枝打ち体験
枝打ちの意義を学習し、枝打ち後の林内照度の変化を見る
森林土壌調査1
森林土壌の観察と調査手順の説明
森林土壌調査2
図鑑と見比べ土壌の分類をする

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