プロジェクト研究・生態系

2010年12月9日に種子回収を行った。

雪が降るあいにくの天気での作業。場所によっては雪が入っているトラップもあった。
トラップの様子 雪が入っているトラップ 雪で林内は白く霞んで見える

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プロジェクト研究・生態系

2010年11月25日に種子回収と実生調査を行った。

前回に比べ落葉量が多く、回収には少し時間がかかった。実生は、ヒメシャラなどがほぼ落葉しており、判別しにくかった。
トラップの様子 落葉と種子を紙袋に回収 落葉した実生は目立たない

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モニタリングサイト1000

2010年11月15日に毎木調査を行った。

昨年までは、調査データの提出期限が年度内であったので、調査は年明けに行っていたが、 今年度は1月までにデータを提出することになったため、年内に終わるよう、昨年よりも早く調査を開始し、 12月1日には終了した。
二人がかりで胸高周囲長を測る 調査木には番号を記入

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プロジェクト研究・生態系

2010年10月27日に種子回収を行った。

前日まで比較的暖かい日が続いたが、この日は最低気温が5.1℃まで冷え込み、秋らしい気候になった。 今年度2回目の種子回収であったが、落葉はまだ少なかった。
調査区の様子 トラップ内の種子を回収

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モニタリングサイト1000

2010年10月15日にピットフォールトラップの回収を行った。

今回の設置期間中は、ほとんど雨も降らず、無事調査を行うことができた。調査区内に5つの調査プロットを設けているが、捕獲した甲虫の個体数は、プロットによって大きく異なった。
甲虫がいなかったトラップ 甲虫が1頭確認できたトラップ たくさん捕獲できたトラップ

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モニタリングサイト1000

2010年9月13日にピットフォールトラップの回収を行った。

トラップを設置した9月10日から2日間は晴れが続いたが、回収直前に2時間で25mmのまとまった雨が降った。回収できるか心配したが、トラップ内に溜まった雨水も少量だったので、無事に回収することができた。
設置直後のトラップ 少し雨水が貯まったトラップ 甲虫類も捕獲できた

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プロジェクト研究・生態系

2010年8月26日に実生調査を行った。

7月は1ヶ月で684.5mmの雨が降り、多くの実生が流されてしまっていた。 8月に入ると平年よりも雨量は少なく、しおれて枯れた実生がいくつかあった。
調査区の様子 実生の消長を確認

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モニタリングサイト1000

2010年6月25日に落葉層と鉱質土壌の採取を行った。

今回の調査は、甲虫と林床の環境の相互関係を明らかするためのサンプルとして、 調査を行っている5地点で、25cm四方の堆積落葉層を採取し、 その下の土壌を100ccの採土円筒を使って採取した。
堆積した落葉層 落葉層を除去・採取 採土円筒を埋め込む 周囲の土壌ごと円筒を掘り取る

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プロジェクト研究・生態系

2010年6月24日に実生調査を行った。

6月13日の梅雨入り以降、この日の前日までに442.5mmの降雨があり、 プロットによっては、半数以上の実生が雨で流されたところもあった。
実生プロットの様子 白い旗は4年前に発芽したツガ 実生の様子を野帳に記入

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モニタリングサイト1000

2010年5月28日にピットフォールトラップの回収を行った。

5月21日にトラップを設置したが、3日間の調査期間中に150mmを超える雨が降り、 トラップ内に雨水が貯まってしまったため、5月25日に再度設置し、28日に回収した。
雨水が貯まったトラップ 回収時のトラップの様子 甲虫が入っていた

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プロジェクト研究・生態系

2010年5月27日に実生調査を行った。

前回の調査以降、約300mmの雨が降っており、流されてしまった実生が多く見られたが、 減少分を補うかのように、新しく発芽した実生も多く見られた。
調査地の様子 今年度分の赤い旗が目立つ

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モニタリングサイト1000

2010年5月21日にピットフォールトラップの設置を行った。

今回が今年度最初の甲虫調査で、昨年度の調査終了後はトラップを逆さまに埋設しておいたが、 1個だけ破損しており、新しいものに取り替えた。
調査地の様子 埋めていたトラップを取り出す 設置したトラップ

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プロジェクト研究・生態系

2010年5月13日に実生調査を行った。

4月は例年に比べ天候が悪かったが、5月の連休頃から気温も上がり、 今回の調査では新たに発芽した実生が多く見られた。
調査プロットの様子 スギの実生?

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プロジェクト研究・生態系

2010年4月14日に実生調査を行った。

今回は今年度最初の調査で、新たに発芽した実生はまだ少なかった。
調査プロットの様子 シデの実生 カエデの実生

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モニタリングサイト1000

2010年3月3日に毎木調査を行った。

この日は、2月22日、3月1日に引き続き、今年度3回目の調査で、 460本の胸高周囲長を計測し、1haの調査プロット全体の毎木調査が終了した。 今年度は前年度に比べ、新たに調査対象(胸高周囲長15cm以上)となった個体が多く見られた。
メジャーで胸高周囲長を計測 調査木の大きさはさまざま

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プロジェクト研究・生態系

2010年2月23日に成長錘を使った調査を行った。

成長錘とは、樹木の幹に細い筒状の穴を開けて、標本を採取するドリルのような道具で、 採取した標本が幹の中心を含むと、その年輪から樹木の樹齢がわかる。 この日は、学術参考林内のモミとツガから標本を採取した。
調査木の胸高直径を測る 成長錘を幹にねじ込む 標本を抜き取る 採取された標本

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プロジェクト研究・生態系

2009年12月8日に種子回収を行った。

調査区内の落葉広葉樹はほとんどが落葉しており、トラップで回収された落葉も針葉樹が目立った。
落葉広葉樹の樹冠 トラップ内の様子 回収された種子と落葉

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プロジェクト研究・生態系

2009年11月27日に種子回収と実生調査を行った。

この日は今月2回目の種子回収。前回に比べ落葉量は少なく、落葉のピークを過ぎたようであった。 実生についても落葉したものが多く、実生を探すのに苦労した。
調査地の様子 トラップ内の種子と落葉を回収 黄葉したカエデの実生

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プロジェクト研究・生態系

2009年11月9日に種子回収を行った。

この日は今年度3回目の種子回収。今回は落葉量が多く、回収作業に手間がかかった。
トラップ内の様子 紙袋に種子を回収 回収された種子と落葉

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モニタリングサイト1000

2009年10月16日にピットフォールトラップの回収を行った。

10月13日にピットフォールトラップの設置を行ったが、その際、一部の調査地点では動物に荒らされた様な跡があり、 埋めておいたトラップが散乱していた。 回収した甲虫の数は、設置期間中に降った雨の影響か、気温が下がってきたためか、前回よりも少ないように思われた。
トラップが散乱していた 調査地点に設置し直す 回収時のトラップ

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プロジェクト研究・生態系

2009年10月13日に種子回収を行った。

この日は今年度最初の種子回収。前の週に紀伊半島沖を通過した大型台風の影響で、 トラップが被害を受けているのではないかと心配されたが、壊れているものはほとんど無く、 落葉や種子も思ったほど多くはなかった。
トラップ内の様子 紙袋に種子を回収 回収された種子と落葉

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モニタリングサイト1000

2009年9月10日にピットフォールトラップの回収を行った。

9月7日に設置しておいたピットフォールトラップを取り出し、トラップ内の甲虫を回収容器に入れた。 回収した甲虫の同定や集計は、モニタリングサイト1000森林分野のネットワークセンターで行われる。
トラップの回収 捕獲された甲虫

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プロジェクト研究・生態系

2009年8月27日に実生調査を行った。

この日は今年度8回目の調査で、新しく発芽した実生はほとんど見られなかった。 また、昨年までに発芽し経年変化を追跡調査している実生については、しおれて枯れているものがいくつか見られた。
調査地の様子 埋まっている実生がないか確認 カエデの実生

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モニタリングサイト1000

2009年5月21日にピットフォールトラップの回収を行った。

設置後72時間経過したピットフォールトラップには、甲虫の他に落葉や土砂など不要物が入っているため、 それらを取り除いた後、酢酸エチルが封入された回収容器に甲虫を入れた。
72時間経過したトラップ 林床からトラップを引き出す トラップに落ちた甲虫 甲虫を回収容器に入れる

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モニタリングサイト1000

2009年5月18日にピットフォールトラップの設置と、落葉層の採取、プロット位置の測量を行った。

今回は今年度最初の甲虫調査であり、ピットフォールトラップは底に水抜き穴を開ける作業を行ってから設置した。 また、調査区に5箇所ある甲虫調査地点の位置を、コンパスを使って測量した。
トラップに水抜き穴を開ける 林床に設置したトラップ 落葉層を切り取る 調査地点を測量する

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プロジェクト研究・生態系

2009年5月11日に実生調査を行った。

実生調査を行っているプロジェクト研究の調査区は、8×12の10mメッシュで区切られており、 追跡調査プロットはメッシュの交点(A:117箇所)と4つの交点による正方形の中心(B:96箇所)にそれぞれ設置されている。 昨年度までは、全てのプロットで実生の季節変化及び経年変化を調査してきたが、 今年度からは、Bのプロットについては経年変化のみの調査となった。
この日は今年度3回目の調査で、4月に発芽した実生の中には、雨で流されたものもあった。
調査地の様子 林床をのぞき込んで実生を確認 ブナの実生

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プロジェクト研究・生態系

2009年4月16日に毎木調査を行った。

学術参考林の調査区内には上ウレビ谷という谷があり、この日は谷を登って調査地点に向かった。 毎木調査は、対象木の同じ位置の直径を継続的に計測し、その生長量を調べることを目的としており、 対象木によっては、前回の調査時に比べ樹形や周囲の状況の変化により、調査が困難になることもある。
谷を登って調査地点へ 幹にまたがり直径を計測

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プロジェクト研究・生態系

2009年4月6日に毎木調査を行った。

この調査は、9林班の学術参考林に設置した4haの調査区内に生育する胸高直径5cm以上の全ての樹木について、 その胸高直径を5年毎に測定するもので、前回は2003年度に実施している。
胸高直径を測定 調査の様子 調査木が倒れていた

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モニタリングサイト1000

2009年1月28日に毎木調査を行った。

この日は今年度最初のモニタリングサイト1000の毎木調査で、 0.3ha分約500本の胸高周囲長を計測した。 翌29日と2月2日にも調査を行い、1haの調査プロット全体の毎木調査が終了した。
胸高の高さにラインを引く 巻尺を二人で巻く 倒木の上で休憩

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プロジェクト研究・生態系

2008年10月22日に種子回収と実生調査を行った。

9月4日のトラップ設置以降、10月8日に1回目の種子回収を行っており、 今回は2週間の間隔を開けた2回目の回収。 秋季は月2回のペースで種子回収を行っている。 この日は実生調査も行った。
学術参考林内の様子 トラップ内の落葉 紙袋に回収 ミズキの実生

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モニタリングサイト1000

2008年9月17日にセルロースフィルターの回収を行った。

今回は埋設後60日経過分のフィルターを回収した。 埋設された場所によっては、フィルターの大部分が分解されて樹脂だけになっているものもあれば、 ほとんど分解されずに残っているものもあった。
フィルター埋設箇所の様子 埋められているフィルター 回収されたフィルター

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モニタリングサイト1000

2008年9月11日にピットフォールトラップの回収を行った。

9月8日に設置し、72時間経過したトラップには、オサムシの仲間が多く捕獲されており、 ハネカクシの仲間も見られた。
トラップの様子 オサムシの仲間 ハネカクシの仲間

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プロジェクト研究・生態系

2008年9月4日に種子回収トラップの設置を行った。

秋以降に行う種子回収のため、破れているトラップは新しいものと交換し、 トラップの口を縛って、種子回収の準備を行った。
破れているトラップを交換 トラップの口をひもで縛る 種子回収の準備完了

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モニタリングサイト1000

2008年9月1日にセルロースフィルターの回収を行った。

2回目のフィルター埋設を7月17日に行い、この日は埋設後45日経過分のフィルターを回収した。 7月2日に回収した埋設後45日経過分はあまり分解が進んでいなかったのに対し、 今回はフィルターの半分以上が分解されていた。 回収したフィルターは乾燥機で乾燥させ、 モニタリングサイト1000のとりまとめを行っている自然環境研究センターに発送した。
落葉層を押さえる金網 落葉層の下のフィルター 土壌中のフィルター

プロジェクト研究・環境系

2008年7月23日に土壌含水率計の修理を行った。

7月18日にデータ回収に向かったところ、 ワル谷のデータロガー設置台が大きな落石によって壊れていた。 データロガーとバッテリーをつなぐケーブルが抜けており、 落石があったと思われる時間以降のデータは回収できなかったが、 観測機器そのものに被害はなく、設置台を間伐材で作り直した。
大きな落石が設置台を直撃 丸太の杭をチェーンソーで削る 削った部分に板を固定 ボックスを取り付けて修理完了

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モニタリングサイト1000

2008年7月2日にセルロースフィルターの回収を行った。

埋設後1回目の回収は6月19日に行っており、2回目の今回は埋設後45日経過分のフィルターを回収した。 フィルターは落葉層の下と土壌中に埋設してあり、1回目よりは分解が進んでいるように思われるものの、 その大部分はまだ分解されていなかった。
落葉層を押さえる金網 落葉層の下のフィルター 土壌中のフィルター

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モニタリングサイト1000

2008年5月20日にピットフォールトラップの設置とセルロースフィルターの埋設、落葉層の採取を行った。

落葉層の採取は、林床に堆積した落葉が甲虫などの働きによって分解され、 土壌へ供給される過程を把握するために必要な指標であり、 調査区内の5箇所の調査地点で、25cm四方の落葉層をそれぞれ採取した。 5月23日には、ピットフォールトラップの回収を行った。
調査地の様子 トラップを設置する フィルターを埋める トラップにトカゲが入っていた

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プロジェクト研究・生態系

2008年5月12日に実生調査を行った。

今年度の実生調査は4月8日から開始し、発芽の盛んなこの時期は2週間おきに調査を行っている。 4月中はまだ発芽数が少なかったが、5月に入って最初となる今回の調査では、多くの実生の発芽が確認された。
ピンクは今年、白は昨年発芽 発芽間もない実生 モミの実生 ドングリから発芽したミズナラ

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プロジェクト研究・環境系

2008年3月25日に水文観測と気象観測を行った。

研究林内には水文観測用の堰が3箇所あり、その水位は5分間隔で記録されている。 また、研究林内には、プロジェクト研究用の気象観測装置が2箇所に設置されており、 今回は、これらの水文・気象データの回収を行った。
水文観測地の様子 水位を測定する堰 パソコンでデータ回収 気象観測装置

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モニタリングサイト1000

2008年3月11日に毎木調査を行った。

1haの調査区の内、前回までに0.7haの調査が終わっており、 この日は残りの0.3ha約500本の調査を行い、2007年度分の毎木調査が終了した。
調査木に個体番号を書く 胸高周囲長を計測する 調査区の様子

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プロジェクト研究・生態系

2008年1月31日に種子回収を行った。

この日の天気は曇りで雪も降っていなかったが、1月中旬以降に降り続いた雪は林内に残っていた。 トラップ内に残った雪は冷えて固まり、種子だけを回収することが困難であったため、 雪ごと袋に入れて回収し、事務所内で雪を溶かして水を切り、種子だけを取り出した。
雪が降り積もった林道 調査地内の林床にも雪が積もる トラップの雪ごと回収する 事務所内で雪を溶かす

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プロジェクト研究・環境系

2008年1月22日に土壌含水率計のデータ回収を行った。

通信ケーブルを用いてデータロガーとノートパソコンを接続し、 データ回収用プログラムを起動させてデータを回収した。 その後、バッテリーを交換して作業は終了した。
調査地の様子(上ウレビ谷) データロガーとバッテリー データ回収用パソコン データ回収の様子

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モニタリングサイト1000

2008年1月18日に毎木調査を行った。

和歌山研究林の学術参考林内に設置されているモニタリングサイト1000の調査プロットでは、 毎木調査は毎年行われることになっており、昨年と同様の調査を行った。 この日は1月10日に続く今年度2回目の調査で、この日までに1,087本の胸高周囲長を計測した。
胸高直径を測る 個体番号を記入する 大径木は二人がかりで計測

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モニタリングサイト1000

2007年9月19日にセルロースフィルターの回収を行った。

この日はモニタリングサイト1000の森林分野を担当する自然環境研究センターの研究員が研究林を訪れ、 フィルター回収等の調査状況の確認と、今後の方針等について説明を行った。
担当者が現地視察 調査手順等を確認 フィルターを取り出す

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プロジェクト研究・環境系

2007年9月18日に土壌含水率計の設置を行った。

研究林内の2つの谷(上ウレビ谷、ワル谷)に土壌中の含水率を測定するセンサーとデータロガーを設置した。 まず、データロガーとバッテリーの収納ボックスを設置するための台を間伐丸太で作成し、 ボックスを設置後、データロガー等を固定した。 その後、センサーを保護する筒を土中に埋め込み、その中へセンサーを挿入した。 センサーと記録計を接続してパソコンで初期設定を行い、設置が完了した。
間伐丸太で設置台を作成 データロガーを設置 センサーを埋設 パソコンで初期設定を行う

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プロジェクト研究・生態系

2007年9月4日に種子回収トラップの準備と補修を行った。

種子回収は秋から冬にかけて行われるため、トラップの口を縛って回収の準備を行い、 トラップが壊れているものについては、ネットの張り替えなどの補修を行った。
風雨で壊れたトラップ 古いネットを外す 新しいものに取り替える トラップを設置し直す

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モニタリングサイト1000

2007年6月19日に林床有機物分解過程調査用セルロースフィルターの回収と、 地表徘徊性甲虫類調査用ピットフォールトラップの設置を行った。

セルロースフィルターは5月19日に埋設してあり、今回は埋設後30日経過したフィルターの回収を行った。
フィルターを埋設 フィルターを取り出す 埋設後30日経過したフィルター

ピットフォールトラップは設置後72時間経過した6月22日に回収を行った。 また、甲虫類の行動と林床の環境の相互関係を調べるため、 トラップを設置している林床における落葉落枝層の厚さと、 草本層による植被率(植物が地面を覆っている面積率)なども測定した。
落葉落枝層の厚さを測定 トラップを設置 72時間経過したトラップ トラップに落ちていた昆虫

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プロジェクト研究・生態系

2007年6月11日、12日の2日間で、実生追跡プロットの傾斜及び照度計測を行った。

これらの計測結果は、地表面の傾斜や光環境の違いが、実生の消長にどの様な影響を与えるかを調べる際に用いられる。 当日は、森林生態系プロジェクト研究の責任者である嵜元助教の指示を受け、それぞれの計測を行った。
傾斜計測の様子 勾配計を斜面に当てる 照度計測の様子 照度計測器

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プロジェクト研究・環境系

2007年6月4日に渓流水観測を行った。

この調査では、研究林内10箇所の谷で渓流水を採取して、有田川流域観測と同様の測定を隔週で行い、 集水域の植生や地質が、渓流水の水質にどの様な影響を与えているかを調べている。 濾過したサンプルは、京都の研究室で詳しい分析を行うために利用される。
谷の水を採取 pHとECを測定 フィルタを使って濾過

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プロジェクト研究・環境系

2007年4月24日に有田川流域観測を行った。

この調査では、研究林内(有田川支流湯川川)から有田川河口にかけての流域に、 12箇所の調査地点を設けており、サンプル採取(川の水とフィルタで濾過したもの)、 pH(酸性度)・EC(電気電解度)測定を毎月1回行っている。
有田川の様子 川の水を採取 フィルタを使って濾過 pHとECを測定

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モニタリングサイト1000

2007年1月15日にモニタリングサイト1000の毎木調査を行った。

研究林内には1haのプロットが設置されており、 その中に生育している樹木の胸高周囲長(根元から1.3mの高さの幹周りの長さ)を計測した。

まず、昨年と同じ位置の周囲長をスチールメジャーを用いて計測して、その数値を野帳に記入し、 幹に書かれた個体番号と計測位置を白ペンでなぞり、来年の調査に備えた。 また、成長して今年新たに調査の対象となった樹木については、 胸高周囲長と共に、プロット内での位置を野帳に記録した。
この毎木調査は10m×10mの方形区を単位として行い、この日は20方形区362本の調査が終了した。
測定位置をマーク メジャーで幹の周囲長を計測 個体番号が書かれた調査木

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プロジェクト研究・生態系

2006年10月25日に実生の追跡調査ならびに種子回収を行った。

実生追跡プロットの大きさは1m四方で、多いものでは1プロット内に約300もの実生が発芽する。 そのため発芽のピーク時には、1プロットの追跡調査に数十分かかる場合もあるが、 この日の調査では、新たに発芽した実生はほとんどなく、 乾燥や、強い雨が降った際の土壌流出など、様々な要因で枯死した個体が多く見られた。
実生に目印を付けて消長を追跡 発芽ピーク時のプロット 傾斜の急な調査区

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プロジェクト研究・生態系

2006年9月26日に実生の追跡調査ならびに種子回収を行った。

和歌山研究林の八幡谷学術参考林に設定されている調査区内には、 等間隔に213ヶ所の実生追跡プロットならびに種子回収トラップが設置してあり、 種子の供給量と実生の消長について、季節変化と経年変化を追跡調査している。

今回は今年度最初の種子回収で、先月末の実生追跡調査の際にトラップの口を縛っておき、 1ヶ月間にトラップ内に落下した種子およびリター(葉や枝など)を紙袋に回収した。
トラップの種子を紙袋に回収 次回に備えトラップの口を縛る 回収された紙袋

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モニタリングサイト1000

2006年9月19日にモニタリングサイト1000の調査を行った。

モニタリングサイト1000とは、環境省自然環境局・生物多様性センターが企画運営する長期的な生態系モニタリングのことで、 さまざまな生態系を対象として、全国1000ヶ所、100年以上にわたる長期間のモニタリングを目指して行われている。
和歌山研究林は、2005年度より森林コアサイトとして設定され、学術参考林内にプロットを設置し、各種調査を行っている。
※モニタリングサイト1000の詳細はこちら (生物多様性センター・モニタリングサイト1000)

今回の調査内容は、
@地表徘徊性甲虫類を対象とした、ピットフォールトラップによる調査
A落葉層ならびに直下の土壌層採取
Bセルロースフィルターを用いた、林床の有機物の分解過程調査
である。

@は、口径90mm、深さ15cmのポリプロピレン容器を林床に埋設し、そこに落ちた動物を採取する方法である。 当日は容器の設置を行い、72時間後に容器の回収、採取を行った。
林床に埋設したトラップ トラップに落ちた昆虫を回収 回収されたカニムシ

Aは、毎年9月に林床環境の動態を把握する目的でトラップ埋設の地点ごとに行われる。 25cm×25cmの落葉層を採取した後、落葉層の直下の土壌を100cc採土円筒を用いて採取した。
落葉層を採取 採土円筒を土壌に埋め込む 円筒ごと土壌を採取

Bは、葉の主成分であるセルロースの紙を落葉層と土壌層に一定期間埋設し、 昆虫類ならびに微生物による有機物の分解量を測定することを目的としており、 今回は埋設後45日経過したフィルターを回収した。
金網で落葉層の流出を防ぐ 土壌層のフィルターを取り出す 取り出されたフィルター

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