職業体験

2010年9月28日から3日間、有田川町立八幡中学校の職業体験が行われた。 八幡中学校では、2年生の総合的な学習の時間として、町内の各種事業所で職業体験を行っており、 今回和歌山研究林で行われた職業体験には男子生徒6名が参加した。

1日目は、研究林内の渓流で行われている研究の補助作業を行った。生徒はまず、渓流内に設置された資材の補修を行い、午後からは、渓流魚を捕獲して、体長を計測するなどの調査を行った。
渓流内に張ったネットを補修 渓流魚を捕獲 捕獲した魚の体長を計測 渓流での作業の様子

2日目は、重機を使った土砂の掘削・運搬と、チェーンソーやのこぎりを使った間伐・枝打ちを2組に分かれて行い、午前と午後で作業内容を交代した。
油圧ショベルで土砂を掘削 ホイールローダで土砂を運搬 チェーンソーでスギを伐採 のこぎりで枝打ち

3日目は、ワイヤーロープの加工と、研究補助として、渓流魚のエサとなる昆虫の同定作業を行った。
作業内容の説明 ワイヤーロープを加工する ピンセットで昆虫をつまむ 作業の様子

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事業説明会

2010年5月14日に、土地所有者に対する事業説明会を行った。

当日は教育研究棟で、今年度の事業の報告と、来年度の事業予定についての説明が行われ、 その後、研究林内の視察を行った。
事業計画についての説明 研究林内の視察

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職業体験

2009年10月21日から3日間、有田川町立八幡中学校の職業体験が行われた。 八幡中学校では、2年生の総合的な学習の時間として、町内の各種事業所で職業体験を行っており、 今回和歌山研究林で行われた職業体験には男子生徒4名が参加した。

1日目の午前中は、10林班スギ造林地内の固定標準地で胸高直径と樹高の測定を行い、 午後からは11林班スギ造林地で間伐を行った。
コンパスでの樹高測定を説明 直径巻尺で胸高直径を測る チェーンソーでスギを伐倒する 伐倒木の枝払いをする

2日目は、前日の樹高測定の結果を計算し、午後からは小学生を対象に行った森林体験学習で児童の指導に当たった。
樹高の計算方法を説明 電卓を使って計算する 小学生に森の楽しさを教える

3日目の午前中は、学術参考林で種子回収と実生調査を行い、午後からは10林班の土場で造材作業を行った。
実生調査の様子 丸太を切る 重機で丸太を運ぶ 移動式クレーンを操作する

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自然観察会(県立自然公園指定記念イベント)

2009年9月27日に自然観察会が行われた。

これは、2009年4月に和歌山研究林の一部とその周辺が「城ヶ森鉾尖県立自然公園」に新規指定されたことを記念して、 和歌山県が主催したイベントで、当日は県のスタッフを含め約20名が参加した。 午前10時半過ぎに到着した参加者は、まず教育研究棟にてコ地林長より和歌山研究林の概要と森林の種類や役割について講義を受け、 その後、研究林の南側を東西に走る林道白馬線へ移動し、そこから林内の境界沿いを歩きながら自然観察を行った。
教育研究棟での講義 天然林を見学 大きなブナの木を観察

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職業体験

2008年10月1日から3日間、有田川町立八幡中学校の職業体験が行われた。 八幡中学校では、2年生の総合的な学習の時間として、町内の各種事業所で職業体験を行っており、 今回和歌山研究林で行われた職業体験には男子生徒3名が参加した。

初日は、大型機械倉庫で小型移動式クレーンやミニホイールローダなどの操作を体験し、 2日目は、ヒノキ造林地での固定標準地調査及び間伐調査、 3日目は、ヒノキ造林地の枝打ち作業を行った。
小型移動式クレーンの説明 ミニホイールローダで丸太運搬 固定標準地調査の説明 調査木に番号を書く
胸高直径を測る 間伐する木を選びテープを巻く 急斜面のヒノキ造林地 のこぎりで枝打ちをする

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事業説明会

2007年11月15日に、土地所有者に対する事業説明会を行った。

当日は教育研究棟で、今年度の事業の報告と、来年度の事業予定についての説明が行われ、 土地所有者からはあと18年で契約の切れる地上権の話が出た。 その後、現在間伐作業が行われている現場の見学を行った。
事業計画についての説明 搬出作業に使われている集材機 請負業者による搬出作業を見学 間伐地の見学

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四分校教育研究会

2007年8月2日に、和歌山県高等学校全日制四分校教育研究会が 有田中央高等学校清水分校主催で行われ、午後からの分散会が和歌山研究林で行われた。

和歌山県内の4つの分校(有田中央高等学校清水分校、大成高等学校美里分校、日高高等学校中津分校、南部高等学校龍神分校)から 13名の教員が研究林を訪れ、長谷川技術班長から清水分校による教育利用についての説明を受けた後、 森林の持つ水質浄化機能について、コ地林長の講義を受講した。
班長による説明 林長による講義

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総長視察

2006年12月21日に、尾池和夫総長が和歌山研究林を訪れ、施設及び林内の視察を行った。

総長は、前日に講演会を行った田辺市を午前8時30分に出発し、11時過ぎに研究林に到着した。 その後、教育研究棟「j.Pod」にて、コ地林長から概要説明を受け、 研究林教職員との昼食、懇談の後、林内の視察を行った。 間伐の予定地や、間伐によって生産された丸太を見て回り、 午後3時過ぎに、総長一行は研究林を後にした。
コ地林長による概要説明 林内を視察 間伐予定地を見学 間伐で生産された丸太を見る

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施設見学

2006年10月23日に、フィールド科学教育研究センターの教員会議が和歌山研究林で行われ、 翌24日には、施設見学が行われた。

見学には、和歌山研究林を初めて訪れた教員が多数参加し、 間伐作業を行っている造林地や、切り出した丸太が積まれた土場、樹木園や、調査地等を見て回った。
下がり滝を間近で見上げる コブトチ樹木園を散策 間伐予定の造林地を見学 切り出した丸太を見る

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竹内教授講演会

2006年10月22日に、来春退職されるフィールド科学教育研究センター・竹内典之教授(副センター長)による講演会を行った。 竹内教授は、昭和57年から平成5年3月まで和歌山演習林に勤務され、その間林長としても演習林の運営に携わってこられた。

「凍土から森里海まで」と題し、 北海道をはじめ、和歌山、京都といった演習林のフィールドで竹内教授が行ってこられた研究について、 また、今後フィールド科学教育研究センターが目指すべきものについて講演された。 会場の和歌山研究林教育研究棟「j.Pod」には、竹内教授にゆかりのある参加者が集まり、 約1時間の講演終了後も、熱心に意見交換がなされた。
コ地林長による竹内教授の紹介 講演会の様子 参加者と意見を交わす 竹内教授を囲んでの集合写真

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「私の青空−高野山ゲンジの森植樹祭−」

2006年4月16日に、和歌山県緑化推進会、ゲンジの森実行委員会、ANAグループが主催で、 「私の青空−高野山ゲンジの森植樹祭−」が行われた。

この森づくりイベントは、ANAグループが同社の環境活動の一環として、空港周辺地域で植樹を行うというもので、 関西空港の周辺地域として昨年に引き続き、高野山ゲンジの森で行われた。 「ゲンジ」とは関西地方におけるミヤマクワガタの呼び名で、クワガタなどの昆虫がたくさん集まる森づくりを目指し、 ミズナラやイロハモミジ、シデ類等の広葉樹の植栽が行われた。

フィールド研とANAが協定を締結した関係で和歌山研究林の坂野上先生が このイベントで“森と昆虫の連環学”について学ぶフィールドセミナー『青空塾』を開講した。 また和歌山研究林からは、長谷川技術班長、上西技術主任、細見技術職員も同行し、植樹などを行った。
イベントの横断幕 参加者と開催地の様子 坂野上先生の講義
植樹作業開始 植樹指導を受ける参加者 先生も植樹体験

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j.Pod講習会

和歌山研究林の教育研究棟(j.Pod)において紀中流域森林・林業活性化センターの会員の方を対象にj.Pod講習会を開催した。

施工性、耐震性に優れた、新たな木造建築工法であるj.Podの工法や取り組みについての説明をうけて、 j.Pod工法での紀州材活用の可能性等について活発な意見交換が行われた。

日時
2005年7月25日
内容
・樫原 健一((株)鴻池組 部長)「j.Pod 工法」
・小林 広英(京都大学地球環境学堂助手)「j.Podシステム適用の可能性」
・坂野上 なお(和歌山研究林助手)「和歌山研究林の概要説明」

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j.pod教育研究棟記者発表・ミニシンポジウム

2005年4月28日にj.podによる教育研究棟の完成を記念して記者発表とミニシンポジウムが行われました。

記者発表
辻  文三(京都大学副学長)
田中  克(京都大学フィールド科学教育研究センター長、木文化再生研究会代表)
小林 正美(京都大学大学院地球環境学堂教授、j.pod開発グループ代表)
内容
・京都大学の研究林に木造建築を作る今日的意義
・森と都市の対話構想ー研究林の森林資源を活用した木製都市構想化
・j.pod建築システムの概要と将来可能性
ミニシンポジウム『和歌山から森と都市の対話を』
田中  克(フィールド研教授)「森里海連環学と木の文化再生」
樫原 健一((株)鴻池組 部長)「j.pod 工法」
竹内 典之(フィールド研教授)「日本の人工林」
小林 正美(地球環境学堂教授)「森と都市の循環」
司会進行:コ地 直子(フィールド研助教授・和歌山研究林長)
参加者 田中教授の講演 竹内教授の講演 小林教授の講演

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「私の青空 関西空港・高野山ゲンジの森」

和歌山県緑化推進会、ゲンジの森実行委員会、ANAグループが主催で私の青空 関西空港編として、 2004年7月に世界遺産に登録された高野山で森づくりを行った。

当地は高野山金剛峯寺より、約1.5kmの高野山転軸山森林公園内で、 エコツアーとして、高野山宿坊に一泊する植樹活動体験ツアーも設定された。 フィールド研とANAが協定を締結した関係で和歌山研究林林長のコ地直子助教授がこのイベントで “森と昆虫の連環学”について学ぶフィールドセミナー『青空塾』を開講した。

日程
2005年4月10日
目的
ミズナラやイロハモミジ、シデ類等の広葉樹の植樹を行い、ゲンジ(ミヤマクワガタ)等の昆虫がたくさん集まる森づくりを目指す。
スタッフ紹介 開講の挨拶 講義の様子
植樹開始 植樹活動 取材

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教育研究棟竣工

本建物は、京都大学と関連企業の共同開発による 「森林資源の循環的有効利用」を目的とした新しい建築システム(j.pod)を採用しています。
木造2階建て。3週間で完成。 1Fは実験室として利用 2Fは講義などに利用
リブフレームを並べ、
ユニットを組み立てます。
2階部分はユニットを
下で組み立て上にのせます。
全体(6ユニット)が
組みあがりました。

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