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実習

2016年度 研究林実習Ⅳ 冬の北海道

【標茶】2/19~25にかけて、農学部の学生12人を迎えて「研究林実習Ⅳ 冬の北海道」を行いました。

冬芽や樹皮を手がかりにしての樹木同定やトドマツのエゾシカ樹皮剥ぎ被害防除、積雪断面の観察などのフィールドワークは、この地域、この季節にしかできない内容で、学生たちは皆熱心に取り組んでいました。スノーシューや山スキーも、きっと初めての経験だったのではないでしょうか。

工場見学では、木材、おが粉、チップ、精油など様々な林産物の製造過程を見ることができ、林内のフィールドワークだけでは分からない知見を得ることができました。

川湯・藻琴山は、深い霧と強風の中の雪中登山となってしまいましたが、風雪に耐えるダケカンバや雪の下のハイマツ、そして樹氷ができかけている様子などを目の当たりにすることができ、印象深い体験になりました。

藻琴山に限らず、冬の北海道東部は、厳しくもありますが快晴時のフィールドは本当に素晴らしいものなので、機会があればまた来て欲しいなと思います。もしその時は、研究林にも顔を出してくださいね!

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実習

北海道教育大 環境プランニング演習1


【標茶】2/7~8に、北海道教育大釧路校の野外実習が標茶区の林内で行われました。6人の学生が参加し、冬季における森林性野生動物の痕跡の見つけ方と種の同定方法を学びました。
7日の午後と8日の午前中との2回、スノーシューを履いて雪上に残された足跡や糞などを探しましたが、なかなか思うように見つからず、野生動物調査の難しさを実感しました。

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イベント

しべちゃアドベンチャースクール(2016年度)

【標茶】1月14~15日に、しべちゃアドベンチャースクールが開催され、小学生16人が参加しました。
子供たちはスノーシューを履いて職員と一緒に研究林内を歩きながら、冬の研究林で動物の足跡や木の実・芽などを探すビンゴ形式のゲームを楽しみました。子供たちの独特な感性で、時には思いもしなかったモノを見つけたり、思いっきりはしゃぐ姿を見てこちらも新鮮な気持ちになりました。また、恒例の雪で冷やすアイスづくりも子供たちに大好評でした。

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フィールド

ある日、森の中

【標茶】2016年10月11日、林内に設置している自動撮影カメラにヒグマの姿がはっきりと写っていました。場所は7林班、ほぼ林縁に位置する作業道です。

日は変わって11月7日、例年よりも早い積雪があった林道上で、今度は足跡が発見されました。2頭分の足跡が5林班の遊歩道の奥方面へと続いていました。

写真上部の方が後ろ足、下が前足です。一度溶けた雪上の足跡だったので、正確な大きさは分かりませんが、一緒に写した人の手と比べて明らかに横幅18センチ以上はあります。ここで、野生動物調査痕跡学図鑑(門崎, 2009)の「ヒグマの手足横幅と頭胴長」を参照すると、体長2m近い、またはそれ以上の雄の成獣であることが推測されます。

カメラに写っていたものと足跡が同一個体かどうかなどは分かりませんが、標茶区の林内をヒグマがうろついていることはよく分かりました。

足跡の写真を撮っていると、藪からガサガサっと音がしたので、近くの車までダッシュしてしまいました。物音の正体はエゾシカでしたが、クマ鈴や撃退スプレーなど、できるだけの安全対策はしっかり行わないといけません。

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イベント

京大ウィークス2016 「自然観察会」

【白糠】10月15日、京大ウィークス関連イベントである公開講座「自然観察会」を開催しました。
白糠町教育委員会の「子供未来塾」と共催で、一般参加者9人、子供未来塾の小中学生8人とスタッフ2人、合計19人の参加がありました。
午前中は、樹木と環境の関わり等の解説をしたり、工作用の素材を拾ったり、森の不思議なものを探したりしながら、林内にある遊歩道を歩きました。紅葉のベストなタイミングとは言えませんでしたが、爽やかな気候の中を気持ちよく散策することができ、子供たちは大人が思いもよらないようなものをたくさん見つけていて、秋の森を満喫することができたと思います。
午後からは、一般の方には解説の続きを、子供たちは写真立てを自然素材でデコレーションする簡単なクラフトを行い、こちらもまた、最後まで楽しんでもらえました。
短い時間ですが、様々な方と一緒に森に入る数少ない機会です。スタッフとして、一般の方の思いや子供たちの目線をうまく仕事にフィードバックしていけるようになりたいです。