森里海連環学教育研究ユニットの歩み

森里海連環学教育研究ユニットは、京都大学フィールド科学教育研究センターが事務局となり、学際融合教育研究推進センターに所属する分野横断型プロジェクトです。
本ユニットのもと、公益財団法人⽇本財団から助成を受け、共同事業として森里海連環学を推進するために、教育研究事業を行ってきました。

スタートは2012年4月。健全な生態系連環の再生に焦点を当てた「森里海連環学」を2003年から提唱してきたフィールド科学教育研究センターが事務局となり、農学研究科、地球環境学堂・学舎、⼈間・環境学研究科と共同で、大学院生向けの教育プログラム「森⾥海連環学教育ユニット」を設⽴しました。

2018年4月には「森⾥海連環学教育研究ユニット」と名称を変更し、⽣態学研究センターと総合⽣存学館を加えた新しい体制を構築。北海道⼤学⽔産科学研究院及び国⽴環境研究所とも連携して『森⾥海連環再⽣プログラム-Link Again Program』を⾏うとともに、「森⾥海連環学教育プログラム」を運営してきました。

2020年4月からは、これまでの研究成果を発展的に継承したプロジェクト『RE:CONNECT-森・里・海と人をつなぐ-』をスタート。⼈間・環境学研究科、こころの未来研究センターと共同し、北海道大学水産科学研究院および国立環境研究所に加え、京都精華大学人文学部、滋賀大学データサイエンス学部の協力も得て、新たな研究に取り組んでいます。