芦生研究林について

「植物を学ぶ者は一度は京大の芦生(の森)を見るべし」と言われた、原生的な自然の残る貴重な森。生物多様性の高さには目を見張るものがあり、樹木243種、草花532種、シダ85種など多数の植物と、昆虫など多くの動物が豊かな生態系をつくっています。研究林の約半分は、有史以来人手がほとんど入っていない天然の森で、「芦生の原生林」として親しまれています。

京都府北部の南丹市美山町に位置する芦生研究林は、日本海にそそぐ一級河川由良川の源流域でもあり、原生林は清らかな水を育んでいます。

アシウテンナンショウ・アシウスギ・アシウアザミなど、「芦生」の名を冠する生物も多く存在し、学術的な価値の高い森でもあります。

→ 京都大学フィールド科学教育研究センター 森林ステーション芦生研究林

 

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