「人はなぜ、森で感動するのか」

実施者:伊勢武史

やさしい緑、さわやかな風、小川のせせらぎ。たしかに人は、森でいやされる。では、それはいったいどうしてだろう?進化生物学を学んできた私のバックグラウンドを活かし、人間はなぜ森で感動するように生まれついているのか、その本質に迫る研究です。近年開発の進む小型軽量の脳波計などのウェアラブルデバイスを用い、人の心理と自然環境のかかわりを客観的に分析する実験を行っています。

nekomiminecomimiという脳波計を装着し、森を歩く。最新のウェアラブルデバイスが、人と自然のかかわりを明らかにする。

観光客にも人気の高い芦生研究林で実験することで、人を感動させる自然の特徴を明らかにすることができるのではないかと期待しています。今後も芦生の森が守られることを願っています。

~大学の森を守ろう~