京大ウィークス2023 夏の自然観察会「大学キャンパスで虫みっけ」

8月5日に京大ウィークス2023夏の自然観察会「大学キャンパスで虫みっけ」を開催し、15名が参加しました。

午前の部では、見本園でセミの抜け殻をみんなで採集し、講義室で種類ごとに仕分けをしました。

アブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシの4種類の抜け殻が見つかりました。

午後の部では事前に見本園内にしかけたバナナトラップをみんなで回収して回り、講義室で各自トラップの中身を取り出して、どんな虫がいるか調べました。

森林基礎科学実習Ⅰ

6月13日、農学部森林科学科2回生対象の森林基礎科学実習Ⅰが行われました。
この実習は、各種調査・実験法を学ぶため、週替わりで様々な実習を行います。
この日は、枝葉の形態観察のための試料採取を行いました。
本試験地では多くの種類の樹木が植栽されており、形態観察のための試料がふんだんにあります。

森林フィールド系実習及び実習法

5月31日、森林フィールド系実習および実習法の地形測量実習が行われました。起伏のある場所に調査区画を設定し、区画内の多地点において箱尺を立て、トランシットを用いて方位・距離・高さの測量を行い、測量の基礎技術を学びました。

有機化学実験

6月7日、農学部応用生命科学科3回生の有機化学実験で使用する試料として、サワラの葉の採取が行われました。
この実験では、サワラの葉に含まれる抗菌物質(ピシフェリン酸)を単利精製する方法を学びます。
本試験地では、資料提供用のサワラ生垣の維持管理と作業用刃物の整備を行い、サポートしています。

食品有機化学実験および実験法

4月12日、食品有機化学実験および実験法に使用するおける試料として、サワラの枝葉の採取が行われました。サワラの枝葉に含まれる抗菌物質であるピシフェリン酸を抽出し、この物質の構造確認および枯草菌に対する抗菌試験を行うことが目的です。

本試験地では、資料提供用のサワラ生垣の維持管理と作業用の刃物の整備を行い、サポートしています。

森林フィールド系実習及び実習法

本実習は農学部森林科学科の3回生を対象とし、半期にわたり様々なフィールドにおいて行われ、フィールド調査/データ解析などの基礎技術を学ぶことを目的としています。

北白川試験地においては、5月18日と5月25日の2回に、トランシットを用いた地形測量実習で測量の基礎技術を学び、6月2日と6月10日には、気象観測露場などを見学し、気象観測測器についての解説を受け、森林環境における微気象要素の測定技術を学びました。