研究チーム

ディープラーニング

環境問題の対策の第一歩は、現状を把握することです。RE:CONNECTでは、最新の情報科学を駆使してデータを収集し、環境問題の現状を知ることを重視しています。そのためのツールとして近年脚光を浴びているディープラーニングがあります。ディープラーニングは人工知能による機械学習の一種であり、特定の対象物を自動識別するなど、コンピュータビジョンで高い性能を誇ります。
この研究チームでは、ディープラーニングによる画像認識技術を用いて、海や街のごみ・私たちの身近に生息する外来生物などを効果的に広範囲で把握することで、環境問題の解決策を考えていきます。

テキストマイニング

人びとは何を思い語っているのか?
科学と社会をつなぐプロジェクトRE:CONNECTにおいて、人びとの間で共有される考えについて調べることは研究の大切な第一歩になります。踏み出した先に目指すのは、環境保全を専門的な活動にとどめず、誰もが自分にできる形で効果的に行えるよう広めることです。
そこでこの研究チームでは、Twitterなどでの公開情報を機械で定量的に解析することで、複雑なまとまりとなった「人びとの直の声」を科学的に可視化することにしました。森・里・海の自然について、人びとは何を思い語り合っているのか? きれいごとだけじゃない率直な意見を広く集め、今後の環境保全に活かしていきます。

ビッグデータ

ビッグデータで森・里・海のつながりを解明します。
そもそも森・里・海の自然はつながっているのだろうか? どのようにつながっているのだろうか? シチズンサイエンスで取得するデータに人工衛星などのビッグデータを加えることで、客観的に関係性を解明します。機械学習・データ同化・スパース解析・因果推論といった最新の科学技術を活用します。