【標茶】6月27日、生徒数19人の沼幌小学校を迎えて、草木染教室を開催しました。
染料となる草木を集めるところから染色までの工程を一貫してみんなで行い、各々自由なデザインで布を染め上げました。
【標茶】6月27日、生徒数19人の沼幌小学校を迎えて、草木染教室を開催しました。
染料となる草木を集めるところから染色までの工程を一貫してみんなで行い、各々自由なデザインで布を染め上げました。
5月24日に標茶小学校3年生51人が遠足で北海道研究林にやってきました。
京都大学北海道研究林の概要説明を聞いた後に、構内の草花を観察し、身近な植物の勉強をしました。
普段は静かな構内も、笑い声あふれる賑やかな一日となりました。
【標茶】1月19~20日、標茶町社会教育事業のしべちゃアドベンチャースクールが開催されました。
小学生17人と高校生リーダー3人が参加し、「冬の野外活動」というテーマでプログラムを行いました。
一見何もないような冬の山でも、注意深く散策するとたくさんの色や音それに初めての体験など、素晴らしい発見がいくつもありました。
普段は静かな林内も賑やかな声に包まれて、小学生のみならず、参加したスタッフも楽しい一日となりました。
このイベントを通じ、何か一つでも心に残るものがあればいいなと思います。
【標茶】1月12日、「大学の森で学ぼう ~冬の森をしらべてみよう~」を開催しました。
このイベントは、日本学術振興会のひらめき☆ときめきサイエンスのプログラムの1つとして実施しています。
今年度は小学生1人、中学生1人、高校生7人の参加でした。
~冬の森をしらべてみよう~というテーマで初めて冬に行い、構内で雪の断熱効果や水質の測定、土壌凍結そして冬の樹木についてフィールドワークと実験を行いました。
普段の生活で雪に慣れ親しんだ参加者が多かったものの、研究的な視点で雪や土壌を観察した時には新たな発見があったようで、時折歓声があがっていました。
樹木については構内の特徴ある樹種について、冬芽を中心に解説をしました。
雪の水質調査では、会議室でpHとEC(電気伝導度)を計測し、そのあと発表を行いました。
参加者からは「普段の授業では扱わないようなものについて、科学的な視点で学べて楽しかったです」等の声もあり、科学について触れるいい機会になったと思います。
【白糠】10/20(土)に、白糠区の森で京大ウィークスイベントとして、ミニ公開講座「自然観察会」を行いました。近隣の地域から17名の参加があり、秋の森を散策しました。
「今シーズンの紅葉はどこもイマイチか…」 というような声を今年はよく耳にし、確かに森全体としては色づく前に葉を落としてしまった木や、まだ青々とした葉を茂らせている木が目につきます。下見をしながら少しやきもきした部分もありましたが、当日は参加者の皆さんに楽しんで頂けたようでホッとしました。
スタッフが解説を行いながら森の中に分け入り、様々な特徴や個性を持つ木々を間近で観察することができるこのイベントでは、鮮やかに赤く染まった一本のオオモミジに目を奪われたり、同じ樹種なのになぜ色の違いがあるのかという疑問が生まれたりと、ただ山を眺めるだけでは得られない体験となったのではないでしょうか。
【標茶】6月27日、生徒数17人の沼幌小学校を迎えて、木工教室を開催しました。
低学年向けには丸太のコースターとペンダント、高学年向けにはペン立てと竹箸というメニューを用意し、木材も様々な種類を揃えてみたので、子供たちは気に入った木を選び、のこぎりや切り出しナイフなどを使って思い思いの素敵な作品を作り上げていました。
【標茶】1月20~21日、標茶町社会教育事業のしべちゃアドベンチャースクールが開催されました。小学生26人と高校生リーダー14人が参加し、「冬の野外活動」というテーマでプログラムを行いました。
今年は、イベント当日の時点で積雪がほとんど無く、スノーシューを履かなくても自在に森の中を歩き回ることができたので、子供たちは冬の森ならではのものをたくさん見つけて、案内役のスタッフも楽しい時間を過ごすことができました。
雪を利用して作るアイスクリームは、固まり方が少し足りない班が多いようでしたが、普段はできない特別な体験として思い出になってくれたら嬉しいです。
イベント開催にあたって、今年は例年よりも参加者が多く、雪は少ない、という年になりましたが、無事に終えることができてホッとしています。
【白糠】10月21日、京大ウィークス関連イベントであるミニ公開講座「自然観察会」を開催しました。
一般参加者10名を迎えて、白糠区天然林で解説を行いながらゆったりと散策をしました。
今年は冷え込みが早く、標茶区の森ではすでに紅葉が終わりかけていたため観察会本番に美しい装いの森をお見せできるか不安でしたが、当日は様々な色に染まった葉が少し落ち始めるぐらいで、絶好のタイミングで開催することができました。
色づき具合もここ数年で一番鮮やかでカラフルな印象です。真っ赤なオオモミジとハウチワカエデ、オレンジ~黄色になるイタヤカエデやサワシバ、そこに常緑のトドマツがアクセントを加え、北海道らしい針広混交林の見事な紅葉を参加者の方と楽しむことができました。
今年から観察会でタブレット端末も使ってみて、個人的には写真や資料など見せるときに使いやすいと感じたので、参加者の方から要望があった秋以外の森の様子なども次回から取り入れていけたらいいなと思いました。
【標茶】8月4日、「大学の森で学ぼう2017 ~森の木を伐るとどうなるのか~」を開催しました。
このイベントは、日本学術振興会のひらめき☆ときめきサイエンスのプログラムの1つとして実施しています。
今年度は北海道内外から小学生4人、中学生1人、高校生6人の参加がありました。
~森の木を伐るとどうなるのか~というテーマで、研究林内のアカエゾマツ林で列状間伐を行い、間伐前後の照度を計測しました。
参加者の多くはチェンソーに触るのが初めてで、今回の伐木作業というのは貴重な体験になったと思います。
照度計の数値も変化しましたが、何よりも林内が明るくなったということを、作業を通じて実感できたことが大きな意味を持つのではないでしょうか。
参加者からは「チェンソーでの作業や、照度計での観測など、普段は体験できないことができてよかった」という感想をいただき、とても有意義な一日となりました。
【標茶】2017.06.26に沼幌小学校の木工教室が行われ、今年度は草木染めを行いました。
16名の児童たちは事務所周辺で材料となる葉っぱや花を集めて、それを鍋で煮て染液を作り、染めた時に模様ができるよう、ハンカチを糸で絞ったり、ビー玉や石を輪ゴムで括り付けるなどして、染める前の準備を行いました。
明るい色の花を集めたのに、染液は予想外の色になっていたり、あまり期待していなかった染液の方が、意外と綺麗に染まっていたり、染めあがったハンカチを広げてみると、面白い形の模様に仕上がっていたりと、植物の持つ不思議な性質と児童たちの発想が生み出した、この世に一つしかない作品を手に、児童たちはとても満足そうな表情を見せてくれました。