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北方林の生態系と林業を学ぶ
北海道研究林
北海道研究林は北海道の東部に位置し、釧路市の北北東約45kmの標茶区(1446.8ha)と西約40kmの白糠区(880.4ha)の2箇所からなります。
標茶区の2/3は落葉広葉樹の天然生林で覆われ、それ以外はカラマツ等の人工林です。
白糠区は主にトドマツ、ミズナラ、シナノキ、ダケカンバ等からなる天然の針広混交林となっています。
文部科学省の教育関係共同利用拠点「人と自然のつながりを学ぶ森林フィールド教育共同利用拠点」に認定されています。
お知らせ
【イベント】2024年京大ウィークス 自然観察会「秋の森の生態系」
白糠区で10月05日開催。詳細は8月下旬公開予定
先行告知はこちら(PDF)
文部科学省教育関係共同利用拠点「人と自然のつながりを学ぶ森林フィールド教育共同利用拠点」に再認定
研究ハイライト
- 標茶区における外生菌根菌相調査京都大学フィールド科学教育研究センター 杉山 賢子 2022年より、標茶区で外生菌根菌に関する調査を始めました。 我々が普段見かける植物のほとんどは、根で何かしらの菌類と共生しています。中でも、ブナ科・マツ科・カバノキ […]
- 日本新産種のキクラゲAuricularia americana s. str.北海道研究林白糠区で採取されたキクラゲが日本国内で初めて記録された種として報告されました。
- 道東地域における地磁気永年変化の観測北海道大学大学院理学研究院 橋本武志 京都大学北海道研究林のある道東地域では、太平洋沿岸域の地磁気が周辺と比べて顕著に強いことが知られています。こうした磁気異常は、千島海溝沿いに点々とみられるもので、太平洋プレートの沈 […]
- 常駐学生が森林学会学生奨励賞を受賞北海道研究林に常駐し研究をされている本学博士課程2回生の中山理智氏が、2021年森林学会学生奨励賞を受賞されました。 そこで受賞された研究について、インタビュー形式で研究紹介をしていただきました。