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秋の天然林調査

固定標準地調査シーズン真っ盛りです。どのような木がどれくらいあって、どれくらい生長しているか5年間隔で測定しています。夏は樹木の活動期なので肥大生長が落ち着いた時期に行います。

季節は巡り、気づけばすっかり秋色の森になっていました。落葉してしまうと見通しはいいのですが、樹種や生死が分かりにくくなるので注意が必要です。

調査データは以前は紙野帳に記載していましたが、この数年は現地でタブレットに入力しています。野帳担当者は森の中にいるのに、ほとんどタブレットとにらめっこ状態。木の状態を見たり、調査漏れがないか確認するため意識して視線を上げるのですが、ナンバーテープにピントがすぐに合わないことに老化を感じます。

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タマゴの中からこんにちは

トドマツ造林地の林床に白い物体。タマゴのような姿がとてもよく目立ちます。

正体はキノコの幼菌。成長すると白い外被膜が割れて、中から傘が現れ成長し、胞子を飛ばします。涼しくなってきて、秋のキノコがたくさん発生していました。

種類はテングタケやタマゴタケの仲間なのは間違いないのですが。いまのところミヤマタマゴタケが有力です。もし違っていたらお知らせください。近くには傘の赤いタマゴタケも発生していました。

テングタケの仲間は猛毒のものも多く、ザ・キノコな見た目につられて採取してうっかり食べないようにしましょう。

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オンライン教材作成中

コロナ禍でこの夏予定されていた学生実習がすべてオンライン化もしくは場所の変更となり、北海道研究林での開催はなくなってしまいました。学生の姿のない夏は寂しいものです。

利用される先生からの依頼を受けてオンライン教材の作成に取り組んでいます。

現場での経験と比べて学習効果的にどれほど替わりになるか未知数ですが、少しでも学生に伝わればと思います。VRやAR技術が進んで、近い未来にはオンラインによる学習環境が向上すると思いますが、うまく組み合わせて、コロナ以前を上回るような実習を提供できる態勢にしたいと思います。

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重機の維持管理業務

北海道研究林の森林や林道などを管理するために重要な役割を果たしている重機の一つに、油圧ショベルがあります。今年度も枯死木処理などで活躍していますが、履帯から異音がするという報告を受け、点検を行いました。

履帯を浮かせたときに生じる隙間の長さを測定すると、基準値より短く、履帯が張り過ぎていることが分かりました。

チェックバルブを緩めてグリスを抜き、張りの調節を行いました。履帯の隙間を測定すると、適正な値を示しており、調整作業を無事に終えることができました。

重機は毎年特定自主検査等を受けていますが、普段の使用時にわずかな不具合に気づくことで、大きな故障を未然に防ぐことができます。

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フィールド 業務

荒天後の林道巡視

8月10日を中心に雨風ともに強まったため、天気が回復した11日の午後に研究林内の林道・作業道を巡視しました。
林道・作業道上にはたくさんの落枝があり、倒木も10箇所程で発生していました。
倒木には枝や幹に複雑な力がかかっているため、倒木の処理は特に注意を要する作業の一つです。また今回は倒木の幹にスズメバチが営巣していたものもあり、力のかかり具合だけではなく危険生物が潜んでいないか等、状況の確認にも細心の注意を払って作業をしています。

今回に限らず天気が荒れた後には必ず研究林内の巡視を行っています。
教育・研究活動を円滑に行うためにも、林道等の迅速な点検と対応は必要不可欠な業務です。

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フィールド 業務 研究

他大学の研究補助業務

8月4~5日に、酪農学園大学の教員と学生が来研し、下層植生の森林生態系への影響についての研究のための調査が行われ、北海道研究林の技術職員4名が研究補助業務を行いました。

この研究は2015年度から調査区を設定して実施されており、毎年この時期に人為的に下層植生を取り除く処理を行うため、技術職員が刈払機を使ってササ類を刈払う作業を行っています。

今年度は厳しい暑さが異常ともいえるほど続く北海道ですが、このような環境下での作業の際は、水分と塩分をこまめに補給するなどの熱中症対策を心がけています。

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エゾオオマルハナバチ

ヤマハギの写真を撮影していたらエゾオオマルハナバチが吸蜜にやってきました。
色々な花を巡ってきたのか脚には花粉がたっぷりついていました。
ついでに私の畑のズッキーニの受粉もしてもらいたいです。
ヤマハギを吸蜜中のエゾオオマルハナバチ
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イベント フィールド

自然観察会「夏の森の生態系」レポート

7月31日に白糠区で京大ウィークス2021事業として、自然観察会「夏の森の生態系」を開催しました。当日は9名が参加し天然林をスタッフの解説のもとに散策しました。

観察コースは針広混交林に設定しているので、様々な樹木や植物を観察できました。開花している植物は少なかったのですが、ミミコウモリ、エゾスズランなどの夏の花が見られました。道中には自動撮影カメラ、マレーゼトラップ、リタートラップといった調査機材も設置しており、研究の一端を紹介しました。

猛暑続きの北海道。当日も強い日差しが降り注ぎました。他にも大量発生しているアブ、クマの出没情報、感染症対策と懸念材料はたくさんありましたが、参加者からは「どのように調査を行っているかを知ることができ面白かった」「質問に丁寧に答えて頂きよかった」などといった声が寄せられました。森林散策のあとに行った焼印体験も好評でした。
また例年秋に白糠区で開催しているので、秋とは異なった盛夏の森林の姿を見ることができました。

秋には京大ウィークス2021事業第2弾として標茶区で観察会を実施する予定です。次回も応募者多数の場合は抽選となりますが、是非ともご応募・ご参加していただければと思います。

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完全防備!?

最近の調査スタイルはこれ。ヤッケに長靴、ゴム手袋、ヘルメットに虫よけネット、そしてマスク。色々なものから身を守らなければ山に入れません。

特に今激しいのがアブの襲来。一番暑くなるこの時期だけなのですが、ゴマフアブというアブが大量に発生しており、油断しているとすぐ噛まれます。写真では伝わらないのですが、恐らく数百匹にたかられています。苦手な人はパニックになること請け合い。

早く涼しくなってほしいです。

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浴室等の改修による利用環境整備

昨年度末に浴室等を改修し、教育・研究活動の利用環境がより良くなりましたのでご紹介いたします。

改修前は管理棟の浴室は1階の1箇所しかなく、また脱衣所に洗濯機が設置されていました。その為、利用者が集中すると入浴に時間がかかる、入浴している人がいると洗濯機が使えない、洗濯機が男女共用であるといった問題を抱えていました。

今回の改修で1階の浴室が、個別の脱衣所があるシャワー室とユニットバスになりました。2階女性用お手洗いには女性専用のシャワー室を新設し、洗濯機と乾燥機も設置しました。さらに昨今のコロナ禍を鑑みて、洗面所等の利用回数が多い水栓を非接触式の自動水栓に取り換えています。

改修中の1F風呂場
改修後の1F風呂場バスユニット
改修後の1Fシャワー室

上記写真が1階浴室の改修前後の様子です。元々あった浴室のスペースにバスユニットとシャワー室を設置しています。

女性用お手洗いに設置した洗濯機と乾燥機
女性用お手洗いに新設したシャワー室

上記写真は2F女性用お手洗いの改修後の様子です。

改修前の水栓
改修後の水栓

上記写真は水栓の改修前後の様子です。
改修工事をしたことにより、以前よりもさらに快適な教育・研究環境を提供することが出来るようになりましたので、京都大学北海道研究林を利用した教育・研究活動をご検討されてみてはいかがでしょうか。