第2回キャンペーン

※このキャンペーンは終了しました。

2017年12月より開始した芦生研究林基金・第2回キャンペーンでは、5,000円以上のご寄付をいただいた方に記念品として、芦生研究林のトチノキのデザインあしらったオリジナル手ぬぐいをプレゼントしました。

芦生研究林にはトチノキ平をはじめ、たくさんのトチノキが生えています。トチノキの葉をじっくりご覧になったことはあるでしょうか。5枚~9枚の葉がひとまとまりとなってのびやかに広がり、光に照らされると美しく輝きます。その形を、研究者として芦生研究林を利用し、木々のデッサンをされている豊島淑子先生に、手ぬぐいの一面にデザインしていただきました(→ 豊島先生の芦生の森との出会いと創作について、こちらのインタビューで詳しく話していただいています。ぜひご覧ください)。

  

手ぬぐいは85×39㎝の大きさで、色は薄紫、水色、白の3色。上のトチノキの葉のデザインに、「京大 芦生研究林」のロゴが入ります。

生地に使用しているのは、知多半島の伝統織物、知多木綿。布に独自の柔らかな風合いが生まれ、ビシッと一直線に揃った生地耳は、丈夫でしなやかです。また模様は、友禅に由来する、手捺染(てなっせん)という技法で染めています。一枚一枚手作業で染めるため、色に深みが出ます。今回は京都大学のある、京都市左京区に工房を構える「染のさきら sakira」さんに製作をお願いしました。

以下のスライドでは、その製作の様子をご紹介しています(※ 進呈する記念品は写真中、上段の柄ですのでご注意ください。下段の柄はサンプルです)。

芦生の森の豊かな自然と、先進的な教育・研究に関心をお寄せくださる幅広い方々に、芦生研究林を守るメッセージのこもったこの手ぬぐいを手にしていただくことで、日々の暮らしの中に芦生の森を愛する気持ちをたずさえ、森に思いを馳せていただけたらと思っています。

そしてこの手ぬぐいをきっかけに、まわりのみなさんに、芦生研究林のことを話してください。クチコミで話がひろがることで、芦生の森を守る機運が高まることを願っています。

~大学の森を守ろう~