調査・研究を担当しています。
具体的な業務としては、森林調査、気象、水質および野生動物のモニタリング、研究補助、造林地管理作業(更新、保育)、見本林管理、学生実習での技術的な補助を行っています。また、円滑な教育研究活動の受け入れのための施設管理として除雪、林道の草刈等維持、構内整備も重要な仕事です。ホームページ作成や自然観察会といったアウトリーチ活動にも携わっています。最近はカラマツ樹冠下における天然更新や鳥類など樹木以外の生物調査にも取り組んでいます。
これまで北海道研究林のほか、芦生研究林、上賀茂試験地でも勤務してきました。
場所が変わると職務内容も変わります。上記のほか、林道整備や研究利用の調整、海外の植物園との種子交換と外国産樹種の導入、マツ類の接木や剪定、タケの開花状況の整理と更新も行ってきました。
森林はぱっと見では変化が見えなくても、長い時間軸で見るととてもドラマチックに変化し続けている世界です。また、あらゆる事象が複雑に絡み合うもので、すべての要素を試験管の中の管理下に置くこともできません。そういうフィールドを相手に研究をするには、長期にわたって観察することが必要です。一研究者だけでは時間や規模的な制約があるそういった研究に、モニタリング、サンプリング、森林施業、データ管理、施設管理の面からサポートしています。
研究と現場と社会、過去と現在・未来をつなぐ仕事を目指しています。
多様な業務に関連し、大型特殊自動車運転免許、危険物取扱者(乙類4種)、車両系建設機械、小型移動式クレーン、はい作業主任者、高所作業車、アーク溶接、丸のこ、チェーンソー、刈払機、振動工具、自由研削砥石、玉掛け、フルハーネス型墜落制止用器具、伐木等機械、簡易架線集材装置、走行集材機械、狩猟免許(わな)、上級救命講習といった多岐にわたるの免許・資格の取得、安全教育を受講しています。
まだまだ不慣れな機械も多くあるので、基本を大事に取り扱うよう心がけています。