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重機の維持管理業務

北海道研究林の森林や林道などを管理するために重要な役割を果たしている重機の一つに、油圧ショベルがあります。今年度も枯死木処理などで活躍していますが、履帯から異音がするという報告を受け、点検を行いました。

履帯を浮かせたときに生じる隙間の長さを測定すると、基準値より短く、履帯が張り過ぎていることが分かりました。

チェックバルブを緩めてグリスを抜き、張りの調節を行いました。履帯の隙間を測定すると、適正な値を示しており、調整作業を無事に終えることができました。

重機は毎年特定自主検査等を受けていますが、普段の使用時にわずかな不具合に気づくことで、大きな故障を未然に防ぐことができます。

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他大学の研究補助業務

8月4~5日に、酪農学園大学の教員と学生が来研し、下層植生の森林生態系への影響についての研究のための調査が行われ、北海道研究林の技術職員4名が研究補助業務を行いました。

この研究は2015年度から調査区を設定して実施されており、毎年この時期に人為的に下層植生を取り除く処理を行うため、技術職員が刈払機を使ってササ類を刈払う作業を行っています。

今年度は厳しい暑さが異常ともいえるほど続く北海道ですが、このような環境下での作業の際は、水分と塩分をこまめに補給するなどの熱中症対策を心がけています。