ついに標茶も雪景色となりました。
霧氷の欠片が音もなく降り、太陽の光に煌めく様子は神々しくもあり、
厳しさだけではない冬の森の一面を見せてくれました。
最低気温:-15.0℃、積雪:2cm
ついに標茶も雪景色となりました。
霧氷の欠片が音もなく降り、太陽の光に煌めく様子は神々しくもあり、
厳しさだけではない冬の森の一面を見せてくれました。
最低気温:-15.0℃、積雪:2cm


標茶の事務所から自動車で片道2時間かかる白糠のサイトで定期的にリター(森に落ちる葉や枝、種など)のサンプリングをしています。
15年以上続く調査で森林の物質循環を調べているものです。
秋が深まった今回は落ち葉も大量でしたが、紅葉も美しく日の射す瞬間には息をのむような光景も見られました。
(息をのむような急傾斜もあり、サンプルの袋を谷底に転がしたことも)




【白糠】10/17(土)に、白糠区の森で京大ウィークス2020の一環として、ミニ公開講座「自然観察会」を開催しました。今年度は11名の参加者とともに白糠の森を散策しました。
当日は暖かな陽気ですばらしい散策日和となりました。例年に比べると、紅葉の進みがやや遅かったように思いましたが、その分、森が夏から秋に移ろうシーンを見ることが出来たのではないかと思います。
【標茶】10月10日、「大学の森で学ぼう ~森での物質の循環~」を開催しました。
このイベントは、日本学術振興会の「ひらめき☆ときめきサイエンス」のプログラムの1つとして実施しており、今年度は中学生1人と高校生15人の計16人が参加しました。
また、今年度は屋外に設けた特設会場で開会式を行うなど、新型コロナウイルス対策をしっかりと行ったうえでの開催になりました。
今回は「森での物質の循環」というテーマで、主に研究林内で調査体験や、実験体験を行いました。研究林内を流れる川でpH・ECの測定や、土壌採取を参加者自身が行い、初めて触れる実験機器等に興味を持っていたようでした。
科学や大学での研究について触れる良い機会になったと思います。


今年はヤマブドウが豊作です。
林道を走っていても、つい目がいってしまいます。
全道的には不作のエリアもあるとのことですが、ミズナラ(どんぐり)もサルナシも実なりがいいようです。標茶の森の仲間たち(ヒトも?)に嬉しい森の恵みです。

チョウセンゴミシの実がなっていました。
甘、酸、辛、苦、鹹(しょっぱい)という五つの味がすることから五味子という名前だそうで、一粒味見を。
うーん、酸っぱくてちょっと渋い。もう結構です。
【標茶】9月2~4日に、北海道教育大学釧路校の「山岳生態学実習」が行われ、4名の学生が参加しました。
1日目は、林内で野生動物の足跡や糞を観察しながら野生動物の行動について学び、野生動物を撮影するための自動撮影カメラを設置しました。2日目には林内の川で水生生物採取を行い、採取した水生生物はすぐに現地で種同定と体長の測定を行いました。3日目には、1日目に設置した自動撮影カメラを回収し、撮影された画像からカメラの設置場所の検討などを行いました。
今回の実習は学生たちにとって、フィールドでの動物の観察・調査方法を学ぶ良い機会になったと思います。




【標茶区】酪農学園大学実習「水圏・地圏総合実習」が行われました。今年は新型コロナウイルス感染症対策として宿泊所の収容人数が大幅に制限され、8月24~26日と8月26~28日の2つの日程に分けて、それぞれ10名の学生が参加するという形で実施されました。また、感染症対策として、移動中の車内でのマスク着用や使用した設備の消毒なども行われました。
カラマツの苗木植栽およびアカエゾマツ人工林での伐採と樹幹解析で、林業の作業を体験しながら人工林の環境について学び、天然林の毎木調査と土壌調査で森林の調査方法や道東地域の土壌特性について学びました。





道東にしては暑い日が続く中、道端にはホザキシモツケの花がたくさん咲いていました。
よく見ると、あちらこちらの花にアカハナカミキリが訪れていました。

昼間の林内で、ハルニレの木にミヤマクワガタがいました。
北海道では、ハルニレの樹液に多くのクワガタムシが集まるという話を聞いていたのですが、標茶での筆者の観察では、ハルニレの樹液は、染み出す樹液の量が多い割には、ちっとも虫が集まっていません。コバエ1匹いないということがほとんどです。
写真の個体も、樹液を訪れていたわけではありませんでした。
標茶のミヤマクワガタは何を食べているんでしょうか。