6月20,21日に標茶区構内でツリークライミングⓇ練習会を実施しました。北海道内のツリークライミングⓇクラブが主体となり、道内各地からクラブの構成員とその関係者が参加しました。研究林からも資格を持つ技術職員4名が参加しました。
練習会ではロープセッティングの練習や剪定の練習などをしました。見本林の木にロープをかけて登り、枯れ枝の剪定を行いました。
ムービングロープシステム(MRS)というシステムを用いています。
技術を業務に活用できるよう、練習していきます。



6月20,21日に標茶区構内でツリークライミングⓇ練習会を実施しました。北海道内のツリークライミングⓇクラブが主体となり、道内各地からクラブの構成員とその関係者が参加しました。研究林からも資格を持つ技術職員4名が参加しました。
練習会ではロープセッティングの練習や剪定の練習などをしました。見本林の木にロープをかけて登り、枯れ枝の剪定を行いました。
ムービングロープシステム(MRS)というシステムを用いています。
技術を業務に活用できるよう、練習していきます。





20日から始まる学生実習に備え、技術職員でスキーコースの下見を行いました。
標茶区1,2林班の林道・作業道をスキーを履いて見回りました。積雪状態になってからは入っていないエリアで、12月の湿雪と強風のため、やや倒木が多い状態でした。途中、仮設トイレのドア下部が氷漬けになって全く開かない状態になっており、急遽鉈で氷を叩き割る作業も発生しました。
職員の予習もかねて、樹木識別のポイントの確認も行いました。動物に関しては動物たちの都合もあるので、当日出会える保証は全くないのですが、今回はオジロワシやシマエナガ、立派な角のエゾシカが姿を見せてくれました。
スタート時は良く晴れており少し暑いくらいでしたが、昼ごろには雪が舞い、昼食時は寒さを感じる状態でした。実習に参加される皆様には、汗をかきすぎない程度の行動着と休憩時の防寒の備えをしていただければと思います。

現在、標茶区で63年生カラマツの皆伐作業を行っております。
グラップルで木寄せした全幹材を土場まで運ぶのに活躍しているのが、イワフジ工業製のロギングトラクタT-20です。1977年から50年近く活躍している大先輩です。無骨なフォルムがかっこいいです。
中折れ式で小回りも効き、不整地でも力強く走れます。ちょっとした林内であればそのままガシガシ入っていきます。また、木寄せのためのウインチは2胴あり、効率的な集材のポテンシャルを感じさせます。ハンドル式ではなくレバーの前後で旋回するので、初めは操作に少し慣れが必要です。北海道研究林で稼働しているウインチ搭載の重機はこれ1台のみなので、まだまだ頼りにしています。
7月28日から8月1日の5日間、標茶高校2年生3名のインターンシップを受け入れました。
活動内容
5日間、さまざまな業務を体験してもらいました。直接形にあらわれなくても、安全のために必要なこと、将来を見通してやっておいたほうが良いことなど、仕事にはいろいろなあり方があることを実感してもらえたのではないかと思います。
以下はインターン生に書いてもらった活動報告と感想です。
インターンシップ初日
研究補助で高枝のサンプルを採取しました。枝を切るときに照準をあわせるのが難しかったですが仲間と協力して取り組むことができました。

インターンシップ2日目
2日目のインターシップは、午前、午後共にチェーンソー体験を実施しました。初めてのチェーンソー体験でとても緊張したが安全に使用することができました。

インターンシップ3日目
3日目のインターンシップは乗用草刈り機に乗って敷地内の雑草を刈りました。草刈り機に乗った経験はもちろん無かったので、とても難しかったですが、やっていくにつれて操作に慣れてきて楽しかったです。

インターンシップ4日目
4日目のインターンシップはドローンを操縦して空からの写真を撮ったり、自分たちの写真を撮ったりしました。高価なものなので操作するのに緊張しましたが、丁寧に操作方法を教えていただいたので、無事に操縦することができました。

インターンシップ最終日
二年前に埋めた鹿の頭を掘り出した。今日は日差しが強くとても暑かったため鹿の頭を掘り出したときの達成感がすごかった。


標茶区の構内でドローンの操縦方法の講習会を開催しました。
これまで、あまり使ったことのない職員向けに実施したもので、飛行計画の作成から機体の点検、周囲の安全確保、操縦時の注意点などについて、参加者それぞれで実際にドローンを飛ばして確認しました。
若干風があったため、位置情報による補助があっても、機体が流される感覚も体験しました。
今後、業務で積極的に活用し、調査精度の向上や効率化につなげていきたいと思います。


小雪傾向のまま立春を迎え、このまま冬が終わるかと思っていたらドカ雪が降りました。
ほとんど雪がなかった十勝地方では1日で1mを超える記録的な積雪となったそうですが、北海道研究林も標茶区は24cmから64cm、白糠区は8cmから一気に107cmの積雪となりました。
湿気を含んだ重たい雪で、朝から重機が大活躍しています。着雪による造林木への被害も心配です。


最後に残しておいた固定標準地調査サイト、湿性林の調査を行いました。
冬以外はぬかるみで歩きにくいため、凍り付くのを待って決行しました。ここ数日よく晴れて氷点下10度を下回る日が続いていたので、足元のコンディションはまずまず。その分気温は低く、谷底で日当たりも悪く、時折雪がちらつき寒さは厳しかったです。
途中、地上1m程度のホザキシモツケの藪の中に鳥の巣を見かけました。鳥は種ごとに異なる巣を作るのですが、主がいないと何の鳥が作ったものか分からないことも多いです。この巣から旅立った雛たちは今頃大きくなって、どこか遠くで羽ばたいているのかもしれません。


秋も深まってきた今日この頃、固定標準地調査を進めています。固定標準地調査ではプロット内の樹木の直径と樹高を測定し、森の蓄積などを算出します。
トドマツ人工林の調査中、林内に残された風格のある古い株に出会いました。すっかり中は朽ちて(一部焼け焦げて)なくなっていましたが、胸高直径1mを超えるミズナラであったと思われます。ここが造林地になる前、演習林になる前、さらには軍馬補充部になる遥か前からこの地を見守ってきたかと思うと畏敬の念を覚えます。
10月8日から10日にかけて全国にある大学演習林の技術職員を対象とした研修を標茶区と知床で開催しました。研修には北海道大学から3名、東京大学から2名、東京農業大学から1名が参加し、野生動物と人とのかかわりについて最前線で活動している方から話を聞くなどして知見を広げました。
知床では開拓跡地の森林再生やヒグマの管理に携わる知床財団の職員の方と、自然ガイドを行っている方から、世界有数の密度で生息していると言われるヒグマとの付き合い方、エゾシカ個体数の管理や防除の方法、自然の変化などについて解説を受けました。
標茶区では北海道研究林の概要紹介の後、植栽地や試験地などを現地視察し、各大学との違いや改善点など活発に意見交換しました。






北海道研究林では研究補助として定期的に渓流水の採取を行っています。
渓流水中に含まれる成分を測定することで窒素など生態系内の物質循環を調べたり、生物由来のDNAをもとにどんな生物がいるか知ることができます。
気候変動や植生の変化も水質に影響を及ぼしうるものですが、それを把握するには長期にわたるモニタリングが必須です。20年以上継続している調査もあり、今後の研究活用が楽しみです。