1月21日に標茶区にて、しべちゃアドベンチャースクール ステージ6「2町村合同 冬の野外活動」を標茶町教育委員会との共催で開催しました。
標茶町と鶴居村から13人の小学生が参加しました。
参加者はスノーシューを履いて冬の山に入り、樹木の様子や動物の痕跡、雪などの観察を行いました。
少々寒い1日でしたが、仲間と一緒に雪山を探索することで、楽しく過ごせたのではないかと思います。
1月21日に標茶区にて、しべちゃアドベンチャースクール ステージ6「2町村合同 冬の野外活動」を標茶町教育委員会との共催で開催しました。
標茶町と鶴居村から13人の小学生が参加しました。
参加者はスノーシューを履いて冬の山に入り、樹木の様子や動物の痕跡、雪などの観察を行いました。
少々寒い1日でしたが、仲間と一緒に雪山を探索することで、楽しく過ごせたのではないかと思います。
10月22日に、白糠区にて「京大ウィークス2022 自然観察会~秋の森の生態系~」を開催しました。
観察会には9名が参加しました。
研究林の教職員により、植物の説明や、キノコに対する深い知識と情熱が語られました。
ちょうど紅葉の季節で、色づいた葉を眺めながらの散策となりました。カツラの落葉の甘い匂いを感じたり、クマゲラの声を聴き飛ぶ姿を目撃したりと各々発見があったのではないかと思います。
マレーゼトラップやリタートラップを用いた研究の説明もありました。
参加者からは「倒木にツリガネタケがたくさんついているのがおもしろかった」「もみじの紅がきれいだった」といった感想が寄せられました。
来年も標茶・白糠での観察会を予定していますので、ぜひご参加ください。
北海道研究林では市民の皆様を対象に、白糠区で自然観察会を実施します。
普段は研究教育に活用している研究林を少人数で散策しながら、スタッフの解説で動植物の営みについて学びます。秋の森を満喫しましょう。
なお新型コロナ感染症の状況によっては、中止・変更する場合がございます。
当日はイベント保険に加入しますが、保険の範囲を超える補償はできない場合があります。
参加される際は、マスクの着用等感染拡大の防止にご理解、ご協力をお願いします。個人情報は当イベント運営のみに使用します。
沼幌小学校の1,2年生9人が来研し、木工教室を行いました。
今回は初の試みで、モルックというフィンランドの伝統的なゲームを元に開発されたスポーツに挑戦しました。ただゲームをするだけではなく、実際に丸太を森から運び出して道具を作り、木の種類や使い道、森の手入れについて学び、さらには足し算、引き算の練習までするという盛りだくさんなメニューとなりました。
初めての体験に始めは悪戦苦闘していましたが、2年生が1年生をリードしてあげるなど、チームで協力して取り組んでいました。先生や職員も初体験のモルック。シンプルながら奥深い魅力につい熱くなってしまいます。
標茶区にて初夏の花観察会 北海道フラワーソン2022を開催しました。
北海道フラワーソンは北海道全域で5年に1回、同じ時期に開花している植物を探す市民参加型の調査イベントで、北海道研究林としては自然観察会の一環で参加を募って実施しました。
イベントには16人が参加し、研究林スタッフと一緒に林道脇、湿地、造林地、新植地などさまざまな環境で花探しをしました。普通に歩いていても目に留まらない小さな花も見つけ、観察会では101種の花(つぼみ、花終わり含む)を発見しました。
植物や鳥類などの目録の作成も業務で取り組んでいますが、草本植物は種数も多く、開催にあたっては職員で予習をして臨みました。初めて目にする花との出会いや、微妙な違いにも目を向けることで勉強になりました。
5月26日に標茶中学校1年生59名が、遠足で標茶区を訪れました。標茶小学校の遠足では毎年管理棟構内に来られていますが、中学校の遠足では初めての利用でした。
晴天の下、2林班から1林班の林道 約5kmの行程を2時間半歩き、植物を観察し、鳥の声に耳を傾け、アカエゾマツの間伐地なども見学しました。
同じ標茶町内ですが、普段見ている環境とは違った発見があったなら幸いです。
5月20日に標茶町立標茶小学校3年生の児童31名が遠足として当研究林にやってきました。この遠足は標茶小学校の恒例行事となっています。
今年は構内を歩く前に研究林内で見られる動物の話をし、そのあとに構内を歩きつつ間伐や丸太の話、植物の話などをしました。どの話にも質問をたくさん投げかけてくれ、真剣に聞いていることがわかりました。
特に今年の児童たちには山菜の話が受けがよく、三つ葉やこごみの話は興味深げに聞いてくれていました。
今回の遠足で少しでも自然が身近に感じられるようになってもらえれば幸いです。
北海道研究林では市民の皆様を対象に、標茶区で初夏の花観察会を開催します。
5年に1回、北海道全域で野の花を一斉調査する北海道フラワーソンに合わせて行うもので、林内に咲いている花を探してリストアップし、報告も行います。
研究林スタッフと観察のポイントを確認しつつ、図鑑片手に花探しに挑戦しましょう。
新型コロナ感染症の状況によっては、中止する場合がございます。
当日はイベント保険に加入しますが、保険の範囲を超える補償はできない場合があります。参加される際は、マスクの着用等感染拡大の防止にご理解、ご協力をお願いします。個人情報は当イベント運営のみに使用します。
秋には白糠区でも自然観察会を開催予定です。
10月28,29日の2日間、釧路市内の中学校より生徒が1名、インターンシップ(職場体験)として標茶の研究林にやってきました。
1日目は主にチェーンソーによる玉切りや、構内アカエゾマツ林で伐木を体験しました。チェーンソーワークはもちろん初めての体験だったのですが、受け口・追い口ともに理想的な形に作ることができていて、特に水平の感覚が優れており、狙い通りに刃を入れることができていました。
もちろん伐木に関しては大きな危険を伴う作業なので、安全に倒れるように職員がサポートを行っていました。
2日目は林内の説明と殺鼠剤の散布、カラマツ林にて小規模皆伐のための収穫調査を体験しました。収穫調査では来年伐採する木の胸高直径をはかり、ネズミによる被害や木の状態を記録し、伐採対象木であると分かるようにテープを巻きます。ネズミの被害確認とテープを巻く仕事をインターンシップ生に担当してもらいました。
今回の経験が将来どのように役に立つかは分かりませんが、森林・林業に興味を持っていてインターンシップの場として希望してくれることはとても嬉しいことです。
研究林として対応できることもあるかと思いますので、どんなことでもご相談いただければと思います。
10月2日に標茶区で自然観察会「秋の森の生態系」を開催しました。観察会は京大ウィークスの一環として行ったもので、標茶区での開催は初めての試みでした。
観察会には町内外から10名が参加しました。天然林を流れる小河川のそばに設定した観察コースでは、地下水の自噴する様子を見たり、水質分析や魚類調査など研究の一端を見学しました。昼には前日から残っていた雨も止み、参加者は紅葉の始まった森を歩きながら、樹木の解説を受けたり、ヤマブドウやサルナシ、チョウセンゴミシ、ドングリといった秋の実りを楽しんでいました。
参加者からは「一緒に歩いてくださったスタッフの方が、それぞれ見つけたものをシェアしてくれたのがとても楽しかったし勉強になりました」、「みなさんとお話ししながら、聞きたいことを気軽に聞ける雰囲気がよかったです」、「湧き水のデモがおもしろかった」、「山ぶどうと五味子がおいしかった」といった声が寄せられました。