この時期、林道を車で走っていると、白くなった葉が目を引きます。
ミヤママタタビというつる植物で、サルナシ(コクワ)やキウイフルーツの仲間です。
枝の上部につく葉は花期に表面が白くなり、花が終わるころには紫紅色に変化します。
車を降りて近づくと、花が咲いているのも見られました。
初夏の森、緑が茂る中、存在感があるなあと思いました。


この時期、林道を車で走っていると、白くなった葉が目を引きます。
ミヤママタタビというつる植物で、サルナシ(コクワ)やキウイフルーツの仲間です。
枝の上部につく葉は花期に表面が白くなり、花が終わるころには紫紅色に変化します。
車を降りて近づくと、花が咲いているのも見られました。
初夏の森、緑が茂る中、存在感があるなあと思いました。
白糠区の林内、標茶区の構内見本林で、シウリザクラが咲いていました。
エゾノウワミズザクラと同様、花が長い総状の花序に密集してつき、白いブラシのように見えます。
エゾノウワミズザクラは雄しべが花弁より短く、シウリザクラは雄しべと花弁の長さはほぼ同じだそうです。
どちらの花も、ソメイヨシノやオオヤマザクラと同様、花弁は5枚です。
(エゾノウワミズザクラ・シウリザクラは、バラ科ウワミズザクラ属。オオヤマザクラはサクラ属。サクラ属やウワミズザクラ属などを、まとめてスモモ属と分類することもあるようです。)
エゾノウワミズザクラが白い花を咲かせ、周囲に甘い香りを漂わせています。
エゾノウワミズザクラは国内では北海道と青森のみに分布する種で、近縁のウワミズザクラとは雄しべの長さが花弁より短いことで識別できます。
蕾や若い果実の塩漬けを杏仁⼦(あんにんご)として⾷⽤にする地域もあるそうで、どんな味がするのか興味津々です。
標茶区の2林班でカラマツの皆伐、地拵え事業(請負)が始まりました。
研究林では所有していないハーベスタで伐倒と枝払い、玉切りが一気に進められています。チェーンソーが主役の直営事業とは圧倒的に進み方が違います。羨ましい限りです。
安全確保のため5月中は2林班ゲートから北への通行は控えていただきますようお願いします。
標茶区のオオヤマザクラの標本木が5月12日、ようやく開花しました。
4月の終わりに雪が降るなどしたためか、昨年より6日遅い開花です。気温も20度前後まで上がる日も増え、林内ではあらゆる植物の展葉、開花が進んでいます。
標茶構内花情報(5/7現在)
エゾエンゴサク、エゾムラサキツツジが見ごろ。
ヒメイチゲ、フッキソウ、アオイスミレ、バッコヤナギもこっそり開花中
昨年、たくさん着花して目を楽しませてくれたキタコブシは今年、ほとんど花をつけませんでした
もうすぐオオヤマザクラも咲きそうです
出勤途中、エゾリスが地面を探っていました。
見ていると、30秒ほどでオニグルミの実を掘り出し、口にくわえて近くの木に登っていきました。
標茶区の構内でドローンの操縦方法の講習会を開催しました。
これまで、あまり使ったことのない職員向けに実施したもので、飛行計画の作成から機体の点検、周囲の安全確保、操縦時の注意点などについて、参加者それぞれで実際にドローンを飛ばして確認しました。
若干風があったため、位置情報による補助があっても、機体が流される感覚も体験しました。
今後、業務で積極的に活用し、調査精度の向上や効率化につなげていきたいと思います。
残雪も日に日に解けて、春の雰囲気が漂う新年度、安全を祈願して入山式を有志で執り行いました。
林道のぬかるみが落ち着いたら、山での作業も本格的に再始動です。
標茶区構内はまだ雪に覆われているのですが、3月8日、日当たりの良いの木の根元にフクジュソウ(Adonis ramosa)が咲いているのを見つけました。