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実習

2020年度 酪農学園大学「水圏・地圏総合実習」

【標茶区】酪農学園大学実習「水圏・地圏総合実習」が行われました。今年は新型コロナウイルス感染症対策として宿泊所の収容人数が大幅に制限され、8月24~26日と8月26~28日の2つの日程に分けて、それぞれ10名の学生が参加するという形で実施されました。また、感染症対策として、移動中の車内でのマスク着用や使用した設備の消毒なども行われました。

カラマツの苗木植栽およびアカエゾマツ人工林での伐採と樹幹解析で、林業の作業を体験しながら人工林の環境について学び、天然林の毎木調査と土壌調査で森林の調査方法や道東地域の土壌特性について学びました。

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フィールド

アカハナカミキリ

アカハナカミキリ

道東にしては暑い日が続く中、道端にはホザキシモツケの花がたくさん咲いていました。

よく見ると、あちらこちらの花にアカハナカミキリが訪れていました。

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フィールド

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ

昼間の林内で、ハルニレの木にミヤマクワガタがいました。

北海道では、ハルニレの樹液に多くのクワガタムシが集まるという話を聞いていたのですが、標茶での筆者の観察では、ハルニレの樹液は、染み出す樹液の量が多い割には、ちっとも虫が集まっていません。コバエ1匹いないということがほとんどです。

写真の個体も、樹液を訪れていたわけではありませんでした。

標茶のミヤマクワガタは何を食べているんでしょうか。

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フィールド

ヤマグワ

ヤマグワの実ヤマグワの実がなっていました。写真のように黒っぽくなったものが食べごろだそうです。

一粒味見してみましたが、う〰ん、生食よりジャムにしたほうがいいかな。

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実習

2019年度 研究林実習Ⅳ

【標茶】2/16~22に、本学の学生を対象とした研究林実習Ⅳが行われました。今年度の参加学生数は21名でした。

今年度も例年通り、研究林内で冬季の樹木(冬芽)識別と自然観察、トドマツのシカ害防除、積雪断面調査、天然林毎木調査、冬芽による樹木識別テストを行いました。また地域産業と道東の自然観察として木材コンビナート・トドマツ精油抽出プラント、阿寒摩周国立公園周辺地域の見学を行いました。

今年度は積雪がほとんどなく、カリキュラムに沿った実習が行えるか一抹の不安がありましたが、実習直前になんとか雪が降ってくれたおかげで予定通りの実習を行うことができました。
それでも例年よりは雪が少なく、また標茶としては暖かい日が多かったように思います。
しかしながら、京都と比較すると環境の違いは歴然で、有意義な冬季実習になったのではないでしょうか。

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イベント

北理研研究部生物研究委員会第3回研究協議会

【標茶】2月1-2日に北海道高等学校理科研究会による「北理研研究部生物研究委員会第3回研究協議会」が本研究林で行われました。北海道高等学校理科研究会は、北海道の高校教諭を対象にした理科教育の振興をはかる組織です。

今回は冬のフィールド研修というテーマで、林内での樹木識別、構内での昆虫トラップの説明や積雪調査等を行いました。またフィールド研修だけではなく、高大連携等についての意見交換会も行われ、高校と大学がより良く連携をする方法を模索することができました。

本研究林は、文部科学省教育関係共同利用拠点「人と自然のつながりを学ぶ森林フィールド教育共同利用拠点」に認定されていることもあり、今後も幅広く利用者を受け入れたいと考えております。
本研究林を利用した活動をお考えの場合には、些細なことでもまずはお気軽にご相談下さい(連絡先はTOPページ下部にあります)。

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イベント

標茶アドベンチャースクール(2019年度)

【標茶】1月18~19日、標茶町社会教育事業のしべちゃアドベンチャースクールが開催されました。今年度は鶴居村の小学生も参加し、小学生19人と高校生リーダー3人の計22人が、「冬の野外活動」というテーマでプログラムを行いました。

今年は積雪がほとんどなく、林内をスノーシューで歩く体験はできなかったものの、そんなことを忘れるくらいに林内散策等のプログラムを楽しんでいたようでした。
充実した2日間になったことだと思います。

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実習

2019年度 森里海連環学実習Ⅱ

【標茶区】9/11~17に森里海連環学実習Ⅱが行われ、京都大学の学生12名、北海道大学の学生10名、琉球大学の学生1名が参加しました。この実習は北海道大学と合同で行われるもので、前半は京都大学北海道研究林で、後半は北海道大学厚岸臨海実験所で行われます。

前半(~9/14)の北海道研究林では、天然林毎木調査、昆虫調査、造林地見学、パイロットフォレスト見学、河川の水生生物調査および水質調査を行いました。
昨年度は実習中に北海道胆振東部地震が発生しましたが今年度は何事もなく、学生たちを怪我無く無事に北海道大学厚岸臨海実験所にバトンタッチをすることができ、一安心でした。

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実習

2019年度 研究林実習Ⅲ 夏の北海道

【標茶・白糠】「研究林実習Ⅲ 夏の北海道」が9/2~9に実施され、農学部の学生16名、文学部の学生1名の計17名が参加しました。

今年度の実習ではカラマツの植栽と間伐、樹木識別、昆虫群集調査、西別岳登山、天然林毎木調査、道東地域の土壌断面調査を行いました。

野外での作業が盛りだくさんで、道東地域の自然や林業を体で感じて学ぶことができたのではないかと思います。

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実習

2019年度 公開森林実習ⅡおよびILASセミナー「北海道の昆虫相」

【標茶】8月6~10日に、公開森林実習Ⅱ・ILASセミナー「北海道の昆虫相」(併催)が行われ、京都大学6名、同志社大学1名、立命館大学1名の学生が参加しました。

7日は林内で各自10の目を目標に林床や樹上の様々な昆虫を探して捕獲し、昆虫捕獲用のトラップ設置も行いました。

8日は前日に林内に設置したトラップを回収し、捕獲された昆虫を仕分け、データ分析を行いました。

9日は同時開催のセミナーと合同で摩周湖、硫黄山、釧路湿原(温根内木道)などを見学し、研究林周辺の自然環境について学びました。

関西とは違う冷涼な気候下に生息する昆虫に出会うことができ、昆虫好きの受講生には大いに楽しんでもらえたことでしょう。