【標茶】8/5~8に、ILASセミナー・公開森林実習Ⅱ(併催)が行われ、京都大学8人と他大学(東京医科歯科大、公立鳥取環境大、京都府立大)3人の学生がやってきました。
6日の研究林内の調査は、天然林、人工林、ササ原、下刈り地といった異なる環境で植生調査と光条件の測定です。意外にもササ原で植物の種類が多くなり、茂るササに埋もれながら苦労して調査をしました。
7日のアカエゾマツ人工林の間伐では、職員の指導を受けながら学生が実際にチェーンソーを使って木を伐採し、枝払いと玉切りまでを行いました。作業後に上空からドローンで撮影すると、東(右側)から順に毎年1伐3残の間伐を続けている林冠の様子を確認することができました。
最終日には、摩周湖、アトサヌプリ、釧路湿原温根内木道などを見学して実習は終了です。
集合日も含めて4日間という短い時間ですが、色々な学部や大学から学生が集まるこの実習だからこその気づきや収穫、それを各自のキャンパスライフに持ち帰ってくれたらいいなと思います。
お知らせ
・【重要】新型コロナ対策により、普段通りの対応ができない場合があります。詳細につきましてはお問い合わせ下さい。
・【重要】白糠区入林制限(10月~3月)。白糠区では、銃器を使用したエゾシカ駆除が行われるため、2020年10月24日(土)~2021年3月21日(日)の期間中、土日・祝日の入林を禁止します。
・【重要】連絡先E-mailアドレスが2021年1月より変わりました。HP下の連絡先をご確認ください。
・白糠区で林道が一部通行止めとなります。詳細はこちら
・本研究林の紹介映像を作成しました。
ぜひご覧ください→YouTube・文部科学省教育関係共同利用拠点「人と自然のつながりを学ぶ森林フィールド教育共同利用拠点」に再認定されました。
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