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京大ウィークス2024 自然観察会「秋の森の生態系」 開催

10月5日に白糠区で京大ウィークス2024自然観察会「秋の森の生態系」を開催しました。

定員14名のところ応募が31名あり、当日は13名の参加者が集まりました。
観察会は午前中に河畔林コースを歩き自然観察をメインに、午後は林道コースを歩き研究紹介をメインに行いました。
参加者からは「カツラを始め素晴らしい樹木をたくさん見れた。皆さんの活動を知ることが出来た。」「先生がとても丁寧に説明して下さり興味深く学びを深めることができました。」等の感想が寄せられました。
前日まで雨天であったので少し心配しましたが、当日は晴天に恵まれ気持ち良い一日になりました。

来年も標茶・白糠での観察会を予定していますので、ぜひご参加ください。

京大紹介ページ「ザッツ・京大」でも紹介されました。(外部リンク)

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フィールド 実習

北海道教育大学 山岳生態学実習

9月26日から27日の2日間、北海道教育大学の山岳生態学実習が行われ学生5名が参加しました。

26日から27日の午前にかけて同一支流の3か所で魚類調査を行いました。上流側では水量が少なく網を入れれば容易に採取できていましたが、水量が多く川縁の形も複雑になる中流域以降では網の入れ方や追い込み方を工夫しながら調査を行っていました。

27日の午後からは室内で調査によって得られたデータを解析する手法や解析結果をどのような基準で評価するのかなどの講義を受け、実際のデータを用いて作業を行いました。
講義でも意識するよう強調されていましたが、実習での経験が今後自身でされる研究調査計画の一助になれば幸いです。

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フィールド 実習

北海道大学 生物学実習

9月19日から20日の2日間、北海道大学の生物学実習が行われ学生22名が参加しました。

実習では草本・きのこの観察を行いました。19日来研後すぐ林内に入り、針葉樹 (トドマツ) 人工林を中心に標本作製に適したサンプル選定や採取方法、同定作業の助けとなる採取場所の情報を確認しながらサンプル採取を日が傾くまで行いました。

林内から戻ってから顕微鏡での観察や複数の図鑑から得られた情報で同定作業を、標本を作製する際の注意点を確認しながら標本作製作業をきのこ・草本それぞれで並行して行いました。多くのサンプルを採取したため19日だけでは作業が終わらず、20日の予定を変更して同定・標本作製作業を続けました。

受講生は最初こそ目立つものを恐る恐る採取していましたが、ササ藪の隙間から小さなきのこを見つけ出したり、香りであの草本があるはずと逆算したりと堂に入った作業をするようになっていったことが印象的でした。

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フィールド 実習

ILASセミナー「北海道のきのこの生き方と多様性」

9月26日から30日の5日間、京都大学の1回生を対象としたILASセミナー「北海道のきのこの生き方と多様性」が行われ、学生6名が参加しました。

27日、28日は標茶区の広葉樹天然林と針葉樹 (トドマツ) 人工林できのこ採取を行い、天然林と人工林のきのこ相比較を行いました。学生たちは、採取したきのこの同定に苦しみながらも徐々に識別のポイントを習得し、実習が終わる頃には、出現頻度の高い分類群を同定できるようになりました。

29日は川湯のアカエゾマツ林やイソツツジ群落で見学ときのこ観察を行いました。また、夜には芦生研究林で同時開催のILASセミナー「芦生のきのこに触れよう」とZoomで繋いで林の様子や採れたきのこの比較を行いました。場所や植生によってきのこ相が異なる様子を実感できたのではないかと思います。

きのこを探して森を歩いた経験は無いという学生が大半でしたが、本実習を機に、きのこの多様性や機能にも意識を向けてもらえるようになったなら嬉しいです。

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フィールド 実習

2022年度 研究林実習Ⅳ

【標茶】2/20~26に、本学の農学部森林科学科の学生を対象とした研究林実習Ⅳが行われました。今年度の参加学生数は18名でした。

新型コロナウィルス感染対策等でここ数年は実施できておりませんでしたが、今年度は実施が叶いました。

研究林内では冬季の樹木(冬芽等)識別と自然観察、特用林産物生産体験、積雪調査、天然林毎木調査、樹木識別テストを行いました。また地域の林産業と道東の自然観察として木材コンビナート、トドマツ精油抽出プラント、阿寒摩周国立公園周辺地域の見学を行いました。

質疑応答が途切れることなく続き、やや時間が押してしまうなど大変意欲的な姿勢が印象的でした。直前の下見では動いていても体の芯まで冷える寒さでしたが、幸い実習期間中は概ね天気も良く活動しやすい気候となりました。健康を害さない程度でほどよく道東の寒さを体感してもらえたことでしょう。実習自体の充実はもちろんですが、それ以外の部分でも良い体験をする機会になっていれば嬉しいですね。

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フィールド 実習

2022年度 森里海連環学実習Ⅱ

【標茶区】9/4~10に森里海連環学実習Ⅱが行われ、京都大学の学生7名、北海道大学の学生7名が参加しました。この実習は北海道大学と合同で行われるもので、前半は京都大学北海道研究林で、後半は北海道大学厚岸臨海実験所で行われます。

前半(~9/7)の北海道研究林では、天然林毎木調査、土壌調査、造林地見学、パイロットフォレスト見学、河川の水生生物調査および水質調査を行いました。

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イベント

京大ウィークス2022 自然観察会~秋の森の生態系~のお知らせ

観察会パンフ表面

北海道研究林では市民の皆様を対象に、白糠区で自然観察会を実施します。

普段は研究教育に活用している研究林を少人数で散策しながら、スタッフの解説で動植物の営みについて学びます。秋の森を満喫しましょう。

なお新型コロナ感染症の状況によっては、中止・変更する場合がございます。

チラシへのリンクはこちら

  • 開催日時
    • 2022年10月22日(土)10:00-15:30(受付開始9:30)【小雨決行】
  • 開催地
    • 京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林白糠区
    • 駐車場あり、白糠駅への送迎あり
    • 受付会場は白糠研究管理棟(白糠町西2条北8-1-10)
  • 定員
    • 12名(応募多数の場合は抽選)
  • 参加費
    • 無料
  • 持ち物
    • 山歩きのできる(汚れてもいい)服装、歩きやすい靴、雨具、昼食
  • 申込方法
    • 参加希望者全員の住所、氏名、生年月日、連絡先を明記し、はがき、もしくはメールにてお申し込みください。メールの件名は「自然観察会申し込み」としてください。小学生以下のご参加は保護者同伴でお申し込みください。
  • 申込締切
    • 10月3日(月)必着。抽選結果は郵送・メールともに10月7日(金)までに発送予定です。
    • 抽選結果が10月11日(火)までに届かない場合はお手数ですが下記問い合わせ先にご連絡ください。
  • 申込先
    • (郵送)〒088-2339 北海道川上郡標茶町多和553 京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林
    • (メール)hokuken(@マーク)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
  • 問い合わせ先
    • (電話)015-485-2637
    • (メール)hokuken(@マーク)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

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