施設

事務所棟

事務所には事務室と講義室(写真)があり、講義室は学生実習等に利用されています。

冬期は事務室の暖房として薪ストーブを活用しています。過去に使用していた石油ストーブを中止したため、CO2削減に貢献しています。詳細は上賀茂試験地における木質エネルギーの利用をご覧ください。

実験棟

実験棟には研究室と実験室があります。実験室には電子天秤、乾燥器等があり、試料の処理などに利用されています。

標本館

1959年に建てられた標本館は、外壁が丸竹で作られていることから「竹の家」とも呼ばれています。第二次世界大戦以前に、樺太、朝鮮、台湾を始め、各研究林から収集された樹木の材鑑標本が5千点、種子標本が700点など、総計約1万点の標本を所蔵しています。マツ類の球果・種子・針葉が系統的に整理されているほか、モウソウチクの地下茎の形態標本や竹稈、竹製品が収集されています。

ガラス室

1961年に設置され、メキシコ及び東南アジア原産のマツ属を中心に約130種の樹木を育てています。現在はボイラーを稼動させていません。2016年度には、新たにガラス室が増設され、樹木の育成を進めています。