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けむし通信

昨年、釧路ではマイマイガが大発生したというニュースがありましたが、今年は標茶区でカシワマイマイの幼虫が大発生しています。マイマイガもやや多い様子。マイマイガの幼虫はニャッキのような目がチャームポイントですが、カシワマイマイは2本の角のような毛束がかっこいいです。でも大きな毛虫がたくさんたむろしている姿はやはり生理的にきつい。

マイマイガは針葉樹、広葉樹問わず(好き嫌いはありますが)食べるのに対して、カシワマイマイは広葉樹の葉を食べます。特にオニグルミ、次いでミズナラが好みのようで、丸裸にされたオニグルミもあります。構内のスモモも軸と実だけを残した姿になっています。一方、イタヤカエデやミズキ、ヤマグワ、ハルニレなどはこれといった被害は見られません。また、同じ樹種でも被害の集中している木もあれば、無傷の木もあり、何が被害の差になっているのか興味深いところです。

たくさんの毛虫が発生しているので、蛾の発生もすごいことになるかと思っていたのですが、最近、体がつぶれてしまったような状態で死んでいる毛虫も多く見られます。マイマイガは10年に1回程度大発生するのですが、流行が終息する要因として核多角体病ウイルスの感染や寄生蜂があり、ウイルス感染では幹や枝から垂れ下がるようにして中身が溶けてつぶれるとのこと。宿主が大発生すると、天敵も増えるそうです。