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イベント

くしろ木づなフェスティバル2019

2019119日~10日にかけて釧路市観光国際交流センターにて開催された「くしろ木づなフェスティバル2019」でブース出展を行いました。
京都大学北海道研究林からは「森の研究室」inくしろとして、落ち葉プールで森のクイズ、顕微鏡で標本観察、VR体験、樹木や松ぼっくりの標本展示などを行いました。

落ち葉プールでは、子供たちは落ち葉を巻き上げ落ち葉まみれになりながら、研究林で観察された動物たちの写真を一生懸命に探していました。

顕微鏡での標本観察では、椅子の上に立たないと顕微鏡をのぞき込めないような小さな子供たちが「次はこれ、次はこれ、」と標本を取り換えながら顕微鏡をのぞいて「見えた!」と嬉しそうにする姿が印象的でした。また小学校高学年から大人の方は自分で顕微鏡を操作しながら、熱心に植物や昆虫の標本を観察していました。

VR体験では、360度カメラで動画撮影した実習の様子や、研究林の職員が20mほどもある木を伐倒する様子を、子供たちはあちこちに顔を向けながら楽しんでいるようでした。

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イベント

京大ウィークス2019 自然観察会

【白糠】10/19(土)に、白糠区の森で京大ウィークス2019の一環として、ミニ公開講座「自然観察会」を行いました。イベント開催地である白糠町の他、帯広市や斜里町など道東各地から20名の参加があり、秋の森を散策しました。
今年度は雨天での開催となりましたが、このようなイベントでないと雨の降る森に入ることが少ないと思いますので、いつもとはまた違った森の一面を見ることができたのではないでしょうか。

参加者の皆様は非常に意欲的に散策されていたようで、賑やかな声が絶えない楽しいイベントになったかと思います。

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実習

2019年度 森里海連環学実習Ⅱ

【標茶区】9/11~17に森里海連環学実習Ⅱが行われ、京都大学の学生12名、北海道大学の学生10名、琉球大学の学生1名が参加しました。この実習は北海道大学と合同で行われるもので、前半は京都大学北海道研究林で、後半は北海道大学厚岸臨海実験所で行われます。

前半(~9/14)の北海道研究林では、天然林毎木調査、昆虫調査、造林地見学、パイロットフォレスト見学、河川の水生生物調査および水質調査を行いました。
昨年度は実習中に北海道胆振東部地震が発生しましたが今年度は何事もなく、学生たちを怪我無く無事に北海道大学厚岸臨海実験所にバトンタッチをすることができ、一安心でした。

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実習

2019年度 研究林実習Ⅲ 夏の北海道

【標茶・白糠】「研究林実習Ⅲ 夏の北海道」が9/2~9に実施され、農学部の学生16名、文学部の学生1名の計17名が参加しました。

今年度の実習ではカラマツの植栽と間伐、樹木識別、昆虫群集調査、西別岳登山、天然林毎木調査、道東地域の土壌断面調査を行いました。

野外での作業が盛りだくさんで、道東地域の自然や林業を体で感じて学ぶことができたのではないかと思います。

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実習

2019年度 公開森林実習ⅡおよびILASセミナー「北海道の昆虫相」

【標茶】8月6~10日に、公開森林実習Ⅱ・ILASセミナー「北海道の昆虫相」(併催)が行われ、京都大学6名、同志社大学1名、立命館大学1名の学生が参加しました。

7日は林内で各自10の目を目標に林床や樹上の様々な昆虫を探して捕獲し、昆虫捕獲用のトラップ設置も行いました。

8日は前日に林内に設置したトラップを回収し、捕獲された昆虫を仕分け、データ分析を行いました。

9日は同時開催のセミナーと合同で摩周湖、硫黄山、釧路湿原(温根内木道)などを見学し、研究林周辺の自然環境について学びました。

関西とは違う冷涼な気候下に生息する昆虫に出会うことができ、昆虫好きの受講生には大いに楽しんでもらえたことでしょう。

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実習

2019年度 ILASセミナー「北海道の森林」

【標茶】8月6~9日にILASセミナー「北海道の森林」が行われ、10名の学生が参加しました。

7日はアカエゾマツ人工林における林床の光環境測定と植生調査を行い、その後、列状間伐を行いました。間伐作業では職員の指導の下、学生がチェーンソーを使って伐倒し、枝払いを行いました。

8日は植生調査と樹種識別を行い、標茶区の天然林植生について学びました。

9日は摩周湖、硫黄山、釧路湿原(温根内木道)などを見学して、研究林周辺の自然環境について学びました。

4日間の短い期間でしたが、様々な調査や冷涼な気候を通じて、本州では学べない道東らしい実りある実習になったのではないかと思います。

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実習

2019年度 酪農学園大学「水圏・地圏総合実習」

【標茶区】酪農学園大学実習「水圏・地圏総合実習」が8月26~29日に行われ、17名の学生が参加しました。

カラマツの苗木植栽および針葉樹人工林での伐採と樹幹解析で、林業の作業を体験しながら人工林の環境について学び、天然林の毎木調査と土壌調査で天然林の環境について学びました。

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イベント

大学の森で学ぼう2019

【標茶】8月2日、「大学の森で学ぼう ~土の微生物のはたらき~」を開催しました。
このイベントは、日本学術振興会のひらめき☆ときめきサイエンスのプログラムの1つとして実施しています。
今年度は小学生4人、中学生8人、高校生14人の計26人の参加があり、今まで開催してきた中で一番の参加者数となりました。

「土の微生物のはたらき」というテーマで、野外調査体験や、室内実験体験を行いました。
野外調査体験では、土壌中の微生物が出す二酸化炭素をCO2アナライザーで測定しました。
室内実験では、野外で集めた落ち葉や土中の植物根に付いている菌類を実体顕微鏡で観察したり、微生物が有機物を分解していることをガス検知管で確認する実験を行いました。

科学について触れるいい機会になったと思います。

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実習

2019年度 北海道教育大学釧路校実習「山岳生態学実習」

【標茶】7月18~20日に、北海道教育大学釧路校の「山岳生態学実習」が行われ、6名の学生が参加しました。1日目は林床の土壌動物採取、林内下層植生上のクモ類採取を行いました。2日目には林内の川で水生生物採取を行い、採取した水生生物はすぐに現地で種同定と体長・体重測定を行いました。今回はヤマメ、カジカ、スナヤツメなどが採取できました。今回の実習は学生たちにとってフィールドでの動物の観察・調査方法を学ぶ良い機会になったと思います。

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実習

2019年度 酪農学園大学実習 専門ゼミナールⅠ

【標茶】6月28~30日に酪農学園大学の専門ゼミナールⅠが行われ、9名の学生が参加しました。

写真は初日の樹木識別実習の様子です。

実物の葉っぱの特徴を観察し、図鑑で種名を確認しました。

普段何となく見過ごしていた木々の名前を覚えることができました。