出勤途中、エゾリスが地面を探っていました。
見ていると、30秒ほどでオニグルミの実を掘り出し、口にくわえて近くの木に登っていきました。









出勤途中、エゾリスが地面を探っていました。
見ていると、30秒ほどでオニグルミの実を掘り出し、口にくわえて近くの木に登っていきました。
5月の中旬頃に、標茶区構内で聴きなれない独特な鳴き声(「アカゲラの子育て」にも出ています)が構内に響き渡りました。何だろうと調べたら、セグロカッコウであることがわかりました。セグロカッコウはカッコウ科の旅鳥で、道東では確認記録がありませんが、北日本での観察記録が増えているそうです。(バードリサーチの記事(https://db3.bird-research.jp/news/202106-no2/)より)
見た目はカッコウに似ていますが、尾羽の先に太い黒色の帯があることから見分けられます。
従来の托卵相手が道東には生息していないため、ここで繁殖しているようであれば、新たな托卵相手がわかるかもと思いましたが、7月後半に姿(鳴き声)を消してしまいました。
標茶区で行っている野生動物の自動撮影調査で撮れた動画です。
プルプル震える子鹿を親シカがペロペロしています。
獣害被害を思うと憎さの募るシカですが、こんな姿を見ると癒されます。
人間って勝手ですね。
標茶区構内にあるシラカバの木に、アカゲラが巣穴を作って子育しています。
アカゲラはキツツキの仲間で、立木や枯木に穴をあけて営巣します。
親鳥が2羽、周りをうろちょろしているときもありますが、警戒しているのか人が
近くにいるとなかなか巣穴に近づこうとしません。
近くを通るたびにひなの元気な声が聞こえます。
無事に巣立ってほしいと願うばかりです。
動画では、ひなの声のバックに変わった鳥の鳴き声が聞こえるかもしれません。
この鳥についてはまた別の投稿にて紹介する予定です。お楽しみに。
標茶区構内に、エゾシカの群れが来ていました。
オスも何頭かいて、角を突き合わせてけんかしている様子も見られました。
エゾシカの角は春に落ちるといわれています。そろそろ今の角も使い納めでしょうか。
実習でくくりわなを仕掛けていた時に来てくれれば・・・なんて思ったりして。
標茶も雪が積もり、すっかり冬の様相です。
倉庫の前で、キツネがエサを探していたのでしょうか。
雪の中に顔を突っ込んでいました。鼻の上に雪が乗っています。
冬毛でもふもふです。
林内で作業中に、シマリスと出会いました。
ほお袋にいっぱい何かを詰め込んで、かわいらしい姿です。
このシマリスはあまり警戒心がなく、近づいてもなかなか逃げませんでした。
標茶区でよく見かけるキツツキのひとつがアカゲラです。
頭と下腹部の赤色がおしゃれです。
北海道研究林では2010年より赤外線センサーカメラによる野生動物の自動撮影調査を行っています。
野生動物の生息実態を把握するとともに、同じ場所、同じ方法で調査を継続することで野生動物の生息状況の変化などを観察しています。
10月の2週間、標茶の6地点で実施した調査ではエゾシカ、キツネ、タヌキ等が多く写っていました。加えて、ヒグマも2回撮影されました。ヒグマは低頻度ながらコンスタントに撮影されています。基本的には夜間に撮影が集中しています。業務で山に入る際には警戒はするのですが、遭遇例はほぼありません。
また、エゾシカの雄2頭が角を突き合わせていると思われる様子が撮影できました。調査の特性上、ただカメラの前を通過している画が多くなり、こういった行動が撮影できるのは貴重なものと思います。
夏頃から事務所周辺に白いカラスが出没しています。
ハシボソガラスのアルビノ(遺伝的に色素がない個体)でしょうか。
「今日は〇〇にいた。」と、目撃情報が話題になるなど、気になる存在です。