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目覚める森

雪が止んだ翌朝、真っ青な空。
朝の陽射しに誘われるように気温が上がると、静寂に包まれていた森に小さな「音」が戻ってきました。

木々に積もった雪が、陽光に温められて透明な雫へと姿を変え、枝先からポタリ、ポタリ、ザザーッ。
それは、冬の終わりを告げるカウントダウンのよう。

凍てつく結晶が溶け出し、光を透かしてこぼれ落ちるこの光景は、夜から昼、冬から春へ移りゆく限られた時間だけ出会える儚くも力強い生命の輝きです。