【標茶】林内に仕掛けておいた自動撮影カメラでアライグマが撮影されました。
標茶区での確認は今まで報告がないので初めてと思われます。
アライグマは本来日本に分布しない種なのですが、ペット用などで輸入された個体が各地で繁殖して問題となっています。
アライグマ自身には罪はないのですが、今後の動向を注視していく必要がありそうです。
【標茶】林内に仕掛けておいた自動撮影カメラでアライグマが撮影されました。
標茶区での確認は今まで報告がないので初めてと思われます。
アライグマは本来日本に分布しない種なのですが、ペット用などで輸入された個体が各地で繁殖して問題となっています。
アライグマ自身には罪はないのですが、今後の動向を注視していく必要がありそうです。
【標茶】請負で進められていた間伐が終了し、今日はカラマツ丸太の検収をしました。
一週間前にはなかった場所に突如、山のように丸太が積まれ、辺りの雰囲気が一変しました。
一本一本太さを測るのですが、漏れがないか注意が必要です。
【白糠】秋は固定標準地の調査が集中します。
普段足を踏み入れる機会の少ない場所にも行くこともあり、新たな発見もしばしば。
白糠の天然林ではカツラはよく見られますが、この日は根元がアーチ状に抜けている株立ちのカツラを見かけました。以前にあった太い親木が枯れて周りが残ったのでしょうか。
長い時間をかけてできた森の造形には驚かされます。
【標茶】山は紅葉で色づいています。黄色や橙色に紅葉する木がほとんどなので、真っ赤なオオモミジがひときわ目を引きます。
モミジと言えば、鹿でしょうか。
花札や肉でおなじみの組み合わせですね。
自動撮影カメラに写っていました。
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
声きく時ぞ 秋はかなしき 猿丸太夫
エゾシカも冬毛に生え変わり、まもなく訪れる長い冬の準備をしています。
【白糠】林道脇に種子を大量につけたアサダがありました。
近くで見ると、途中で折れていました。枯れてはいませんでしたが、相当のダメージを受けている様子。
枯れる前に子孫を残すため、最後の力を振り絞って花をつけたのでしょうか。
【標茶】カラマツの丸太をどかしたら、下からエゾヤチネズミがいっぱい出てきました。
まだ目が開いていない子供のネズミもおり、「今から飼ったら懐くかな~」なんて思いを馳せてみたり……。
おのずと作業が慎重になりました。
連環学実習が終わり、静けさが訪れたと思ったのもつかの間、9月4日から11日にかけて北海道研究林で研究林実習Ⅲが行われました。こちらの実習は森林の3年生が主体で、一層元気にフィールドを堪能していきました。
実習前半は雨で、天然林のプロット調査ができなくなったのが残念でしたが、カラマツ造林地の間伐、土壌の調査、西別岳登山は天候に恵まれました。
混んだ林分でもスムーズに伐採できるよう、高山や湿原の植生でも聞かれたら答えられるよう、職員も日々精進が必要です。次の研究林実習は冬です。またのお越しをお待ちしております。
【標茶】イケマです。わんさかなっていました。見つけたとき森の中にオクラ??
っと思い、楽しくなりました。一個失礼して中を割ってみると、写真のようになっていました。
【標茶】8月27日から9月2日にかけて北海道研究林標茶区と北海道大学北方生物圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所で、京都大学と北海道大学合同の森里海連環学実習が行われました。
下流に向かうにつれ森林、牧草地、湿原と土地利用が変化する別寒辺牛川流域を、植生、土壌、水質、動物といった様々な視点で観察しました。
1年生が多く、野外調査が初めてという学生もいたのですが、チームワークを発揮してたくさんの実習をこなしていました。
【標茶】ルリボシヤンマがいました。
夏の日差しの下、ヤナギにとまって休憩中でしょうか。(2011.9.1)