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荒天後の林道巡視

8月10日を中心に雨風ともに強まったため、天気が回復した11日の午後に研究林内の林道・作業道を巡視しました。
林道・作業道上にはたくさんの落枝があり、倒木も10箇所程で発生していました。
倒木には枝や幹に複雑な力がかかっているため、倒木の処理は特に注意を要する作業の一つです。また今回は倒木の幹にスズメバチが営巣していたものもあり、力のかかり具合だけではなく危険生物が潜んでいないか等、状況の確認にも細心の注意を払って作業をしています。

今回に限らず天気が荒れた後には必ず研究林内の巡視を行っています。
教育・研究活動を円滑に行うためにも、林道等の迅速な点検と対応は必要不可欠な業務です。

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エゾオオマルハナバチ

ヤマハギの写真を撮影していたらエゾオオマルハナバチが吸蜜にやってきました。
色々な花を巡ってきたのか脚には花粉がたっぷりついていました。
ついでに私の畑のズッキーニの受粉もしてもらいたいです。
ヤマハギを吸蜜中のエゾオオマルハナバチ
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自然観察会「夏の森の生態系」レポート

7月31日に白糠区で京大ウィークス2021事業として、自然観察会「夏の森の生態系」を開催しました。当日は9名が参加し天然林をスタッフの解説のもとに散策しました。

観察コースは針広混交林に設定しているので、様々な樹木や植物を観察できました。開花している植物は少なかったのですが、ミミコウモリ、エゾスズランなどの夏の花が見られました。道中には自動撮影カメラ、マレーゼトラップ、リタートラップといった調査機材も設置しており、研究の一端を紹介しました。

猛暑続きの北海道。当日も強い日差しが降り注ぎました。他にも大量発生しているアブ、クマの出没情報、感染症対策と懸念材料はたくさんありましたが、参加者からは「どのように調査を行っているかを知ることができ面白かった」「質問に丁寧に答えて頂きよかった」などといった声が寄せられました。森林散策のあとに行った焼印体験も好評でした。
また例年秋に白糠区で開催しているので、秋とは異なった盛夏の森林の姿を見ることができました。

秋には京大ウィークス2021事業第2弾として標茶区で観察会を実施する予定です。次回も応募者多数の場合は抽選となりますが、是非ともご応募・ご参加していただければと思います。

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浴室等の改修による利用環境整備

昨年度末に浴室等を改修し、教育・研究活動の利用環境がより良くなりましたのでご紹介いたします。

改修前は管理棟の浴室は1階の1箇所しかなく、また脱衣所に洗濯機が設置されていました。その為、利用者が集中すると入浴に時間がかかる、入浴している人がいると洗濯機が使えない、洗濯機が男女共用であるといった問題を抱えていました。

今回の改修で1階の浴室が、個別の脱衣所があるシャワー室とユニットバスになりました。2階女性用お手洗いには女性専用のシャワー室を新設し、洗濯機と乾燥機も設置しました。さらに昨今のコロナ禍を鑑みて、洗面所等の利用回数が多い水栓を非接触式の自動水栓に取り換えています。

改修中の1F風呂場
改修後の1F風呂場バスユニット
改修後の1Fシャワー室

上記写真が1階浴室の改修前後の様子です。元々あった浴室のスペースにバスユニットとシャワー室を設置しています。

女性用お手洗いに設置した洗濯機と乾燥機
女性用お手洗いに新設したシャワー室

上記写真は2F女性用お手洗いの改修後の様子です。

改修前の水栓
改修後の水栓

上記写真は水栓の改修前後の様子です。
改修工事をしたことにより、以前よりもさらに快適な教育・研究環境を提供することが出来るようになりましたので、京都大学北海道研究林を利用した教育・研究活動をご検討されてみてはいかがでしょうか。

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タモギタケ

枯れたハルニレにタモギタケが湧くように出ていました。
緑一色の林内に黄色がとても鮮やかです。
タモギといってもの発生するのはもっぱらハルニレで、ヤチダモやアオダモから出ているのは見たことがありません。
ハルニレは別称アカダモで、アカダモに発生するキノコという由来でしょうか。
とても香りの強いキノコでたくさんの虫も集まっています。
味も良いので人も引き付けられるキノコです。
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ゼンテイカ、エゾカンゾウ、ニッコウキスゲ

構内にゼンテイカの黄色い花が咲いていました。
 
エゾカンゾウやニッコウキスゲも同種(北海道のものはエゾゼンテイカと分ける説もあるとのことです)で、ぼんやりと種名だけを認識していると、何種も黄色いユリがあるように混乱してしまいそうです。
どれもメジャーな呼び名なだけに紛らわしいものです。
さらっとユリと書いたものの、もともとユリ科というグループに属していましたが、(植物分類が)遺伝子解析の結果ススノキ科に分類され、さらにツルボラン科へ変更されたとのこと。
ますますややこしいです。
 
ユリが次々咲きだすと初夏を感じます。
林内も構内も草が一気に伸びてきました。
牧草地の採草も始まっています。
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クロユリ

調査に入った谷間の湿地でクロユリがたくさん咲いていました。
急に初夏の装いとなり、見られる花も夏モードとなってきましたが、暑さに慣れない体には堪えます。
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スーパーフラワーブラッドムーン

皆様のお住いのところからは皆既月食は見られましたか。
標茶ではエゾシカのライトセンサス中に徐々に欠けて、赤銅色となった後再び丸くなる様子まで見ることができました。
皆既日食の際には動物の行動に影響が見られると聞いたことがありますが、皆既月食ではどうでしょう――。
ものすごくシカが目撃できた、ということはありませんでした。
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ニリンソウ花盛り

ようやく暖かくなってきた標茶で、構内のニリンソウが満開を迎えました。

次々といろいろな花が咲き、目にも楽しい季節です。

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モモンガさんごめんなさい

構内にて枯死したカラマツ(胸高直径約30cm)を倒したところ、小動物が2匹飛び出してきました。エゾリスかと思ったのですが、物陰からこちらをうかがうその姿はエゾモモンガでした。
倒した木を確認すると、高さ1mの位置に5cm×3cm程度の樹洞がありました。
さらに巣を分解してみたところ、直径15cm程度の空間にコケや体毛からなるふわふわの巣材が入っていました。

そういえば根元に何者かの糞がたまっていたのもモモンガの糞だったようで、己の不用意さと知識不足を思い知らされました。恨めしそうに見つめるあの目が忘れられません。

巣穴(分解後に撮影)
巣材(一度巣穴から外に出して戻したもの)