【標茶】構内に咲いていました。春の山菜として親しまれているユキザサ(アズキナ)です。色合いはシンプルですが可愛らしいです。名前のとおりササに咲く雪に見えるでしょうか。
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【標茶】雨上がり、構内のアスファルトの上に黄色い粉が大量に散らばっていました。新聞でも取り上げられていましたが、このご時勢、都会だと通報が殺到しそうなこの粉の正体は…
花粉!
先日も紹介したシラカンバの花粉と思われます。エゾマツもたくさん花粉をつけており、もしかしたら何種類もの植物の花粉が混ざっているのかも知れません。
オオヤマザクラのシーズンは終わりましたが、実は花盛りの北海道です。
今年も黄色い粉が水たまりの跡に残っています。道立衛生研究所によるとマツ花粉の可能性が高いようです。(2024年5月20日追記)
リンク:北海道の花粉情報
【標茶】調査に入った谷間にクロユリが群生して咲いていました。本州では高山植物としてなじみがありますが、標茶では平地の湿原にも見られます。
【標茶】最近の北海道は季節が逆戻りしたような肌寒い日が続いています。それでも、木々の芽吹きや開花で着実に季節が進んでいることを教えてくれます。
この時期、樹種ごとに開葉のタイミングが異なるため、林内の風景はバラエティー豊かです。黄色みの強いカツラも見つけやすい樹種かもしれません。
若葉とともにやってくるのが、北海道では花粉症の原因の一つとして嫌われがちなシラカンバの開花です。今年は花粉の量も多いということで、構内のシラカンバもたくさん花をつけていました。
見上げる桜と足下の桜
桜前線がようやく北海道を横断してきました。
標茶では開花宣言はまだおあずけですが、開花したオオヤマザクラがちらほらあります。
ちょっぴり季節が先行する白糠では見ごろのオオヤマザクラに加え、
足下にはエゾオオサクラソウが鮮やかなピンク色の花をつけ始めました。
木々の芽吹きも始まり、生命の息吹を体感できる季節です。
【標茶】雨が多く、肌寒い日が多い5月の始まりでしたが、きょうは穏やかに晴れています。
林床もエゾエンゴサクやスミレ、コミヤマカタバミ、エゾネコノメソウなどにぎやかになってきました。桜はまだですが、キタコブシは満開です。白い花が青空に映えます。
【白糠】構内にある見本林の整備中、足元にキバナノアマナが咲いているのを見つけました。
現在カラマツ防風林の伐採を行っており何度も歩く所なので、踏みつけがちょっぴり気になります。
他にもアズマイチゲも多く咲いています。ほんの少しですが、標茶よりも春の訪れが早いことを気づかせてくれます。