2023年度6回目の里山おーぷんらぼが10月13日および14日に行われました。このイベントはフィールド研とイオン環境財団とが実施する「新しい里山・里海共創プロジェクト」の一環で行われています。2日間で延べ25人の参加があり、本学の大学院生や各種団体に所属する一般の方が主体となって、里山整備エリアおよび林道沿いの植生調査が行われました。初日は、前者はまず4班に分かれ、自己紹介や調査方法について議論しました。その後整備エリアへ移動して、エリアを4区画に細分しました。その中に生育する胸高直径5cm以上の樹木を対象に、樹種、直径、特徴などを調査した後、4班のデータを共有し、樹木位置をマッピングする作業をしました。
2日目は、前日に残った調査と胸高直径5cm以下の樹木の植生調査並びに4区画周辺の植生観察が行われました。前日と同様に4班のデータを共有し、樹木位置をマッピングする作業をして今後の里山整備のひとつの資料ができました。林道沿いの植生調査は1班構成で、林道沿いに生育する樹木の樹種や特徴、利用方法などを話し合い、有用樹の選定および直径や樹高の測定、位置図を作成しました。大橋技術職員、山内技術職員、長谷川技術職員の3人が調査指導・補助、安全管理、記録にあたりました。
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文/大橋健太、山内隆之、長谷川敦史