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キタミフクジュソウ

全国的に駆け足で桜前線が北上していますが、標茶区も例年よりやや早く3月15日にキタミフクジュソウが開花しました。4月を迎える前に構内ではたくさん咲いています。

他に開花している植物がない中、ハエの仲間などの昆虫が花に訪れています。フクジュソウには蜜腺はなく、パラボラアンテナのような花びらを太陽に向けることで熱を集め、そこに昆虫が引き寄せられて花粉を運んでもらっているそうです。

突然の大雪で一面雪景色になる可能性もまだあるのですが、日だまりに咲く小さな太陽は春の訪れを告げているようです。