カテゴリー
フィールド

シマリス

林内で作業中に、シマリスと出会いました。
ほお袋にいっぱい何かを詰め込んで、かわいらしい姿です。
このシマリスはあまり警戒心がなく、近づいてもなかなか逃げませんでした。

カテゴリー
フィールド

エゾキケマン

林内でエゾキケマンが咲いていました。
先日投稿したエゾエンゴサクと同じ仲間です。形が似ています。
標茶区の研究林内ではあまり多くないということで、ラッキーな気持ちになりました。

カテゴリー
フィールド

春の息吹

標茶区ではいろいろな樹木が芽吹いています。
林内ではエゾニワトコやハシドイ、ホザキシモツケなどが芽吹き始めているのを見ました。

構内でもノリウツギの冬芽が緑色になってきています。
ハリギリの稚樹の先端を見て、芽吹いてきたのかと思いましたが、よく見ると枯れていて、去年の葉っぱの残りのようです。芽吹きはいつ頃でしょうか。
ハリギリの稚樹はトゲがとてもしっかりしていて痛そうです。
近くにあるミズキやオニグルミ、ノリウツギなどは結構シカにかじられていますが、ハリギリは無事です。

構内ではバイケイソウも生えてきています。
芽出しの時期は、ギョウジャニンニクと似ていますが、毒があるので食べないようご注意ください。

カテゴリー
フィールド

エゾエンゴサク

エゾエンゴサクが咲いています。
林道巡視中に撮影しました。
林道をふさぐ倒木を処理し、久々の体力作業に疲れている中、爽やかな青紫色の花に癒されました。

カテゴリー
フィールド

アオイスミレ

標茶区構内にて、アオイスミレが咲いています。

アオイスミレは標茶区構内でみられるスミレの中では一番早く咲きます。
標茶でも少しずつ花が増え始め、春の空気になってきたことを感じます。

カテゴリー
フィールド

クリーンラーチの芽吹き

4月に入り、標茶でも暖かい日が続いています。
構内の苗畑に仮植してあるクリーンラーチ(カラマツ×グイマツによる雑種F1の材積成長に優れた特定品種)の冬芽が緑色になってきました。

今年、昨年度の植栽地に補植をする予定です。
シカやウサギ、ネズミにやられず元気に育ってくれることを願います。

カテゴリー
フィールド

フキノトウ

フキノトウ
フキノトウ

3月の終わり、標茶区構内でフキノトウが出てきているのを見つけました。
北海道に分布するのはフキの亜種のアキタブキです。雄株の頭花は黄色っぽく、雌株の頭花は白っぽいので、写真は雌株だと思われます。
春の味覚の一つですね。
ちなみに、秋田弁ではフキノトウを「ばっけ」などの言い方をします。
アイヌ語では「マカヨ」と呼ぶそうです。

カテゴリー
イベント フィールド

令和4年度中国・四国・近畿地区大学附属演習林等技術職員研修開催

3月8日・9日に標茶区にて令和4年度中国・四国・近畿地区大学附属演習林等技術職員研修が開催されました。各地の大学から計8名が参加しました。
1日目は標茶町博物館の見学と塘路湖周辺の散策、標茶区構内の見学を行いました。夕方には林長による概要説明と講義がありました。
2日目の午前中は山スキーを履いて冬の樹木識別を行いました。北海道研究林職員により、識別ポイントの解説を受けながら、冬芽や樹皮などを観察しつつ山スキーの体験をしました。冬芽による識別を新しく感じた受講者も多かったようで、各々吸収するものがあったのではないかと思います。
2日目の午後には積雪調査とスノーシューを履いての樹木識別を行いました。だいぶ暖かくなってきており、はっきりとした層の違いを見ることはできませんでしたが、調査の方法や雪崩の起きやすさとの関係などを学びました。
各大学の技術職員が集まることで、情報交換も行われ、お互いに実りある研修となったのではないかと思います。

 

カテゴリー
イベント フィールド

しべちゃアドベンチャースクール 開催

1月21日に標茶区にて、しべちゃアドベンチャースクール ステージ6「2町村合同 冬の野外活動」を標茶町教育委員会との共催で開催しました。
標茶町と鶴居村から13人の小学生が参加しました。
参加者はスノーシューを履いて冬の山に入り、樹木の様子や動物の痕跡、雪などの観察を行いました。

少々寒い1日でしたが、仲間と一緒に雪山を探索することで、楽しく過ごせたのではないかと思います。

 

カテゴリー
イベント フィールド

京大ウィークス2022 自然観察会~秋の森の生態系~ 開催

10月22日に、白糠区にて「京大ウィークス2022 自然観察会~秋の森の生態系~」を開催しました。

観察会には9名が参加しました。
研究林の教職員により、植物の説明や、キノコに対する深い知識と情熱が語られました。
ちょうど紅葉の季節で、色づいた葉を眺めながらの散策となりました。カツラの落葉の甘い匂いを感じたり、クマゲラの声を聴き飛ぶ姿を目撃したりと各々発見があったのではないかと思います。
マレーゼトラップやリタートラップを用いた研究の説明もありました。
参加者からは「倒木にツリガネタケがたくさんついているのがおもしろかった」「もみじの紅がきれいだった」といった感想が寄せられました。

来年も標茶・白糠での観察会を予定していますので、ぜひご参加ください。