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イベント フィールド

京都大学技術職員研修(第4専門技術群)

【標茶】3/8・9に京都大学技術職員研修が行われました。この研修は、私たち技術職員が他分野の見識を広めることを目的としています。今回は北海道研究林で行われ、農学研究科附属牧場、野生動物研究センター、防災研究所、フィールド研の他施設から計12名が来てくれました。この研修では釧路地方の自然や歴史を学んだり、研究林の見学などを行いました。天気にも恵まれ、楽しく、有意義な研修になったと思います。

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実習

研究林実習Ⅳ・北海道東部の厳冬期の自然環境(2015年度)

【標茶】2/22~2/28の7日間、農学部、薬学部、理学部、工学部、総合人間学部の学生25名を迎えて、「研究林実習Ⅳ・北海道東部の厳冬期の自然環境」を実施しました。

氷点下20度を下回る厳しい冷え込みと澄んだ青空という、まさに冬の道東といえる好天に恵まれ、スノーシューや山スキーを装備しての樹木識別や、積雪調査、毎木調査など屋外での作業をしっかりとこなすことが出来ました。

浜中町の丸善木材の製材工場と釧路市のトドマツ精油抽出プラントの見学は、林業や木材利用の現場を知る貴重な場になったことと思います。

そして、(個人的に)最高だったのは藻琴山に登ったときのすばらしい眺望でした。白い雪原と青い空がどこまでも広がり、オホーツク海の流氷や遠く知床方面まで見渡すことが出来た景色は、実習という枠を超えて、心に残る体験となったのではないでしょうか。

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実習

酪農学園大学「生態環境総合実習」(2015年度)

【標茶】2月17~19日に北海道内にある酪農学園大学の「生態環境総合実習」が標茶研究林で行われました。参加した19人の学生は研究林内で冬の樹木観察や積雪調査などを行いました。実習中は天気が良く、冬の研究林を体験してもらえたと思います。

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イベント

しべちゃアドベンチャースクール(2015年度)

【標茶】1月23~24日、しべちゃアドベンチャースクールステージ5「冬の野外活動」が行われ、小学生16人と高校生8人が参加しました。
開催する週にたくさん雪が降ったため、動物の足跡はほとんど新雪に埋もれてしまっていましたが、雪の結晶や面白い形の冬芽など、子ども達はスタッフと一緒に冬の森でたくさんのものを見つけていました。また、単なる雪遊びやソリ滑りも子ども達にとっては特別な物です。寒さに負けず、冬の野外活動を思いきり楽しんだ2日間になったと思います。

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フィールド

氷点下の朝

年明けから、気温マイナス10度を下回り、時にはマイナス20度近くにもなる朝が続いています。厳しい気候ですが、澄んだ空気と霧氷のきらめきは、ほんの一瞬ですが寒さを忘れるほどにきれいです。

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フィールド

タンチョウがやってきた

【標茶】夜の間にうっすらと雪が積もった日、2羽のタンチョウが宿舎のすぐ近くまで来ていました。特別天然記念物に指定されている鳥で、日本では絶滅してしまったと思われていましたが1924年に釧路湿原で再発見され、様々な保護活動によって生息数が回復してきたという経緯があります。

右の写真はタンチョウの足跡です。人間の足跡と比べて、その大きさが伝わるでしょうか。3本指の足跡は、まるで恐竜の足跡のように見えます。

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イベント

京大ウィークス2015 自然観察会

【白糠】10月17日に白糠研究林で、京大ウィークスのイベント、ミニ公開講座「自然観察会」を開催しました。今回の催しには、30人の応募があり、当日は26人が参加され、中には三重県からお越しの方もおられました。

午前中はスタッフが解説しながら遊歩道を散策し、午後からは毎木調査体験なども行いました。

数日前に低気圧が通過した影響で、林内では倒木や落枝が少し目立っていましたが、人の手があまり入っていない天然林という印象を強めてくれていたのではないでしょうか。

京都大学の北海道研究林での取り組みを一般の方に知ってもらえる貴重な機会なので、今後もより魅力的なイベントになるよう努力していきたいと思います。

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フィールド

小面積皆伐を行いました

【標茶】標茶区で小面積皆伐を実施しました。今年度は52年生のカラマツ人工林0.55haの皆伐を直営で行い、約1600本・約150m3の丸太を生産しました。
作業手順はチェーンソーで伐倒・枝払い後、グラップルで作業道まで木寄せし、土場まで林業用トラクタで地引き集材しました。土場では、チェーンソーで造材した後に、フォークを取り付けたペイローダーやグラップルではい積みを行いました。
来年度はこの伐採跡地で植付けの学生実習も行われる予定です。

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実習

研究林実習Ⅲ・北海道東部の人と自然(2015年度)

【標茶・白糠】9月4~11日に、京都大学の農学部、法学部の学生15人を迎えて「研究林実習Ⅲ」と「北海道東部の人と自然」が行われました。
白糠区天然林の毎木調査、道東地域の土壌断面観察、標茶区のカラマツ人工林の間伐などの従来の内容に加えて、今年から白糠区でも土壌断面を観察したり、標茶区でカラマツの植え付け、測量、電気柵設置という新たなメニューを実施しました。
かなり盛り沢山な内容で、職員としても「よく働いたな~」と感じるほどでしたが、学生達は皆最後までよく頑張ってくれました。
最終日はあいにくの天気となってしまいましたが西別岳登山を行い、実習を締めくくりました。
カラマツ植栽はこれから毎年行っていく予定です。良い林になってくれればいいなと我々も願っています。

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実習

森里海連環学実習Ⅱが行われました

【標茶】 8月28日から9月3日まで森里海連環学実習Ⅱが行われ、京都大学から8名、北海道大学から10名の学生が参加しました。
実習前半(~8/31)は研究林内や、近隣の牧場、パイロットフォレスト、別寒辺牛川流域で行われ、学生たちは毎木調査、土壌調査、水質・水生生物調査などを体験しました。学生たちは不慣れな調査にも協力し合い、課題をこなしていました。
実習後半は北海道大学の厚岸臨海実験所で行われます。

2015年度実施報告書(森林情報学分野 吉岡崇仁分野教授 作成) (2015.09.15追加)

過去の連環学実習の様子
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